昨日の吹雪の中、アルペンルートの室堂ターミナルから宿舎の室堂山荘に向かった67才の山スキーヤーが、わずか400-500mの距離で遭難。今日、遺体で発見されたとのニュースがありました。
その後の記事で,男性は室堂山荘からわずか数メートルしか離れていない,大昔に使われていた小屋の前で凍死していたことが判明.吹雪の中で,人のいない小屋の戸を,力尽きるまで叩いていたのだろうか.なんともやりきれない事故でした.
山スキーではないけれど,遭難記事.
北穂高岳から下山中に滑落 京都府の42歳の男性が死亡
6月15日午前9時ごろ、北アルプス北穂高岳(3、106メートル)で、上高地へ下山中の男性2人が相次いで滑落した。県の防災ヘリコプターで松本市内の病院に運ばれたが、京都府長岡京市、会社員Mさん(42)が岩場で頭を強く打って死亡、東京都内の男性(60)も軽いけがをした。
2人は面識がなく、山で出会ったもう1人の男性と3人で下山中、死亡した男性が標高約2700メートル付近の雪面で足を滑らせて雪上を約150メートル滑落。都内の男性も別の場所で約10分後に約400メートル滑落し、もう1人の男性が涸沢小屋にたどり着いて救助を求めた。
金沢の超人的ドクター早川先生の記録はいつも楽しく読ませて頂いていますが,当日,同時間に北穂に登られていたようですね.
事故には気付かなかったみたいで,淡々と北穂を往復した記録が綴られていました.
尾根一つだけでなく,岩一つ隔てても向こう側は見えない世界.
騒ぎになっていなかったら,普通に通り過ぎてしまうだろうなあと思う.
まして,下山はスキーであっという間だし.集中していないと自分が事故を起こしかねないし.
150m滑落で死亡,400m滑落で軽いケガ.
距離ではなく,岩の有無(運・不運)が生死を分けるということなのかな.
亡くなられた方のご冥福をお祈りします.