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2016.10.1 臥牛山・備中松山城

先週は岡山出張。土曜は休みですが、天気もあまり良くなかったので周辺を観光です。岡山には岡山城・津山城・備中松山城など古城の見所が沢山ありそうです。

備中松山城は、最近流行りの天空の3名城(竹田城、越前大野城)の一つで、天守の残る城としては日本一高いところにある山城だとか。登山と観光という目的に合っています。さっそく出かけてみました。



岡山市から特急で40分弱、着いたところは「高梁市」(たかはしし)。最初から読めません。
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山麓に城下町が広がっています。実際に政務を行っていたのもこのあたり。(城は標高430mにあるため実務では仕えなかったと。)
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ほとんどの人は車とシャトルバスを乗り継いで8合目まで行きます。自分は徒歩で駅から山頂まで1時間と少し歩きました。登城路は突然暗い山道になります。
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築城は鎌倉時代で、城主は何度も何度も入れ替わったようですが、この城の歴史のハイライトは信長の時代の、「備中兵乱」。

蒸し暑い中、蚊を払いながらジーンズ、Tシャツ、手ぶらにスニーカーで登ります。
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城主の三村元親は毛利に仕えていましたが、離反し織田信長と手を結びます。毛利は三村を滅ぼすことにして出兵。備中松山城を包囲しました。

(後の元禄時代に赤穂の大石内蔵助が休憩したと言われる石です。)
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1ヵ月以上の篭城ののち、最終的には落城。三村元親は山麓の寺で切腹となりました。

シャトルバスの降り場に合流してから道は開けますが、さらに20分登ります。
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現存する天守部分。
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元親の8才の長男も捕らえられましたが、利発な子供であったため、後の復讐を恐れた毛利により殺されてしまいました。

天守内部には暖と食事を取るためのいろりもありました。
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三村氏以前に城主だった上野頼久が城を要塞化。城下町では安国寺を再興するなど、発展に尽くしました。
標高高い山中に立派な石垣とやぐら。天守とこの二重櫓は国の重要文化財です。
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山域全体に遺構があります。これは井戸。山城で飲料水の確保は大変だったでしょう。
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堀もあり、畑を耕していたと思われる開けた場所もあります。長期の篭城が可能なように作っていたようですが、備中兵乱では1ヵ月あまりで耐えきれずに毛利に内通するものが続出したと説明されています。
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現存する天守部分だけでなく、臥牛山(480m)の全域が要塞化されていたとのこと。そしてこの遺構が最初に陥落したと言われる天神の丸という所です。
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鉄門跡から高梁の市街地を見下ろしてから下山します。山城とは言え標高高すぎますね。
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城下の武家屋敷の通りを歩いて駅の方に帰って行きます。なかなか歴史を感じさせる町並みです。
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行く時は横目で通り過ぎた頼久寺。登城して歴史を学んで下山してくると、立ち寄らなければ、という気持ちになります。
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ここには、城下町を整備し寺を再興した上野頼久、備中兵乱で自刃した三村元親と、それ以前に宇喜多に暗殺された元親の父・家親、そして当時の掟とはいえ、わずか8才の幼い命を散らせた元親の長子・勝法師丸のお墓がそこに並んでいました。
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2015.5.16 剣山

仙台からの直行便が無い四国・高松へのアクセスは非常に難儀です。一番安く行けるルートを調べると、神戸まで飛んでからバスまたはフェリーで高松入りするのが良さそう。早割を使って仙台高松の往復は2万5千円でお釣りがきました。

三宮から深夜1時発のフェリーで高松港に朝5時15分着。無料の連絡バスが高松駅まで連れて行ってくれます。プラス2000円で事前に寝台を申し込んでおくと、プライバシーを守りつつ寝ていけます。船内でスーツに着替え、早朝の高松駅界隈で時間をつぶしてから仕事でした。
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ここはうどん県。ガイドブックで上位にランクされていた店を訪れてみました。釜あげのうどんの上に、黒こしょうとバターが乗っています。さらに生卵を溶いてかけて食べるという、考えられないような食し方が人気の「釜バター」。ビックリしましたが、とても美味しかったです。
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2日間の仕事ののち、レンタカーを借りて当初予定していた石鎚山の麓の西条市に向かいます。しかし、やはり天気が悪くて危険な石鎚は中止して方針を変更。お気楽登山の剣山に行くことにしました。
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果てしない山道を辿り、雨の中登山リフトの前まで来ると、どこからともなく人が集まっています。この天気でリフトなんか動くもんかな、と思っていましたが、なんのためらいもなく時間通りに営業し始めました。あとは2-300m登るだけです。
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リフトの時間を入れても、直登する登山道を使って40分ほどで山頂ヒュッテに到着です。
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平坦な木道を歩いて山頂に到着しますが、ガスで何も見えません。
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帰りは大剣神社を回っていきます。こちら側の方が少しいい雰囲気です。
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Nakくんと男2人で来てしまいましたが、縁結びの神様でした。そういえば以前一緒に行った出雲大社も縁結びだったな。
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15分だまって乗っているだけなので、身体が冷えてしまいました。
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また延々と山道を走って、祖谷温泉にやってきました。有名なケーブルカーで谷底に下りていく温泉です。紅葉の時期には最高でしょう。
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Nakくんはその日のうちに東京へ。自分は翌日、高松でレンタカーを返してバスで神戸へ渡り、仙台へ帰ります。ほとんど省略しましたが、丸2日間、レンタカーで四国4県全てを動き回り800kmも走っていました。

中央アルプスと南アルプスの上空を飛んでいく途中、遠くに富士山が見えていました。見えているのは北側だと思いますが、この雪の少なさは何なんでしょう。
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2013.7.13 広島 B787

いろいろとトラブルのあったB787ですが、乗る機会があったので・・・。
小雨の羽田から1830出発。3連休ですが思いの外空いていました。新幹線との競合路線だからでしょうか。
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2012.11.8 西の横綱 湯原温泉 たねや旅館

大きなダムが目の前にそびえる河原の野天風呂の横には、温泉番付表が石碑に刻まれている。東の横綱は群馬県・宝川温泉、そして西は石碑を設置するくらいだから当然この湯原温泉であった。

岡山での仕事を終えてからレンタカーで1時間半ほど高速を走ると、鳥取県境に近い山の中にその温泉があった。宿に入って夕食を頂いてから、タオル片手に河原の無料の野天風呂「砂湯」に出かける。3つの湯船に数人が静かに浸かっていたけれど、カップルが1組だけ混じっていた。西日本ではかなり有名な公共の野天風呂とのことで、関西からの客が週末を中心に非常に多いのだそうだ。湯船で話をした地元の人からは、もっと女性が多くなる明日の金曜に来ればよかったのに、と言われてしまった。

混浴風呂にカメラなど持っていくことは出来ないから写真は撮らなかった。川向こうには比較的大きな旅館の灯りが点っている。静かな闇の中の木々はおそらく紅葉しているのだろうけれど暗くて見えない。十分に暖まってから宿に帰った。

宿は「たねや旅館」。あれこれ安い宿を調べて見つけた。直接電話すれば1泊2食で5950円だという破格のお値段。ご主人と女将さんが出迎えてくれたが、平日ということもあって他に泊まり客はおらず完全に貸し切り状態であった。

建物はやはり古くてお世辞にも近代的とは言えないけれど、客室は十分に広くて掃除も行き届いている。なによりも値段に見合わず予想外に豪華だった食事が特筆であった。内湯は狭いけれど泉質も良く、他に泊まり客もいないのに夜の11時まで管理していてくれた。

レジャーのスタイルが変わって温泉地には日帰りをする人のほうが多いし、あちこち不景気でもある。一般的には小さな古い旅館は、集客のために料金を下げればサービスの質を維持するのが難しくなる、という悪循環に陥りがちだと思う。それなのにこの旅館ときたら、低料金で十分満足できる食事を提供しているのだから、利益を出すのは大変だろうと思った。

ご主人と女将さんの真心のこもったサービスがとても嬉しく、こういう旅館がいつまでも残っていてくれるといいのにと心底思った。もしも西の横綱の温泉に行く機会があって2食付きで安く泊まりたい時は、「たねや旅館」に電話してみてください。
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