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管理人

Author:PIKANDA
仙台市在住
雪のあるところ,どこにでも行きます

2008.2.17開設
それ以前の記事は記憶を頼りに書き足したものです

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訪問ありがとうございます

2008.3.29 ホワイトアウト 秋田駒ヶ岳・山スキー

前回敗退した秋田駒に再度単独でリベンジ.
今回は田沢湖スキー場からアプローチした.雪上車は予約とれず.
結果...再度の敗退でした.

10:16 1180m 田沢湖スキー場最上部でリフトを降り,登山届けを提出.目指す男女岳はガスの中で全く見えないs-画像2 103

天候不良ならすぐ引き返す旨,リフト係員に話して登り始める.最初はツボ足.
10:47 1260m ところどころで足が潜り歩きにくい.少し斜度はあったものの,新雪だったのでシールを出す.
思った通り,シールはよく効いてくれた.
11:14 1351m 尾根がだんだん細くなってくる.視程は25m程.両側が切れているのはわかるが,周囲の地形は全くわからない.
11:30 1405m ここからアイゼン歩行.相変わらずの視程.だんだん風が強くなってくる.
12:38 1623m ここが男岳山頂か?強風というよりはっきり言って暴風.背中から斜面を押し上げられる.何も見えません.向こう側は崖か?
s-画像2 107

雪庇に乗らないように注意する.視程はほぼ10mとなった.
ゴーグルが凍り付き,GPSの画面がよく見えない.予定では男岳山頂を経由して阿弥陀小屋に抜け,男女岳を目指すつもりだった.
12:48 1601m 見当をつけて少し下った斜面でゴーグルを外しGPS画面を確認したところ,予定ルートから大きく外れている.
視程が無く,先が崖かどうかもわからない状態で,それ以上,降り口を探す気にはなれなかった.
あっという間に消えそうな自分のトレースを辿り,男岳山頂から引き返す.ホワイトアウトの暴風雪のなかではGPSでの方向確認も非常に困難であることを思い知った.
視界がよければ最高であろうパウダースノーの斜面をアイゼンのまま降りていく.
13:17 1385m 風も弱まり,視程も100mほどになった.登ってきた尾根だと確信できたところでようやくスキーを履いた.
13:35 わずか200m程度の高低差,それでも最高の雪を楽しんでスキー場上部へ一気に滑り込んだ.
あとはゲレンデを下るだけ.3時間ちょっとだけの行動でしたが,非常に疲れました.

当日昼の気圧配置.等圧線はゆるやかで高気圧も近づいているし,良さそう!と思ったのが間違い.
秋田駒では1100m付近からガスの中.山頂はブリザードでした.弱い冬型だったんですね,読みが甘かったです.
20080329-1200.gif


本日の行程.あこがれの男女岳は近くて遠かった.
s-2008.3.29秋田駒ヶ岳行程


 

2008.2.17 秋田駒ヶ岳・山スキー 敗退

123.jpg

単独で今季初の山スキーに出かけました...結果敗退.

s-dc0217010.jpg

アステルスキー場からの駒ヶ岳.
歩き始めはよかったけど...
午前3時仙台を出発.泉インターから高速に乗る.北上するに従ってどんどん気温が下がり,盛岡ではなんと-12℃を記録.除雪車くらいしか走っていない仙岩峠を越えて,田沢湖高原温泉駐車場に到着.
6時40分,今季は営業中止となっているアステルスキー場(田沢湖高原スキー場)から歩き始めた(660m).圧雪されていない静かなゲレンデをゆっくり歩く.リフト最上部には8時着(1040m).
s-dc0217012.jpg

一息ついて,樹林帯へ分け入るが,すぐに8合目小屋へつながる林道に出た.圧雪車ツアーが8合目小屋まで毎日運行されているので,林道上は踏み固められている.それでもカーブミラーがちょこんと首を出す程度のなかなかの積雪量だ.
すぐに林道をはずれ,樹林帯へと入っていく.昨日までの冬型の気圧配置で,新雪が降り積もっている.誰もいないブナの森を,GPSに入力しておいたルート通りにゆっくりと登っていく.
s-dc0217014.jpg

やがて林がまばらになってきた.標高1280mくらいで森林限界を超える.
s-dc0217016.jpg
右手に小さな谷が現れ,男岳への尾根と平行に登っているのがわかる.やや雪面がクラストしてきた.時折雲がとれて山頂が見えるが,すぐに隠れてしまう.今日一杯は弱い冬型が残るので,天気には期待していなかったが,登れば登るほど,風が強くなり,気温もおそらく-15℃より低いだろうと思う.いよいよシールが効かなくなってきたところで,クトーもアイゼンも置いてきてしまったことを後悔.
s-dc0217015.jpg

仕方なくピッケルとツボ足で登ってみることにしたが,足元はクラストした雪面ながらも堅い部分は薄く,ハイマツの中に足を突っ込んだりしてなかなか進まない.
s-dc0217020.jpg

10:15 1345m地点,もう少し登れば夏道と交わるんだけどなあ,と思いつつも,吹雪いてきたことを理由に早々と撤退を決める.単独だから無理しない無理しない.
自宅に電話してみる.アンテナ3本,スキー場が見えるからね.自宅を出るときにカシミールを立ち上げっぱなしにしてあるので,「今,ポイント5にいます.これから下山します.」と言えば,かみさんもリアルタイムで僕のいる場所がわかる.
シールをはがす手がジンジンと冷えて痛い.
10:40,それじゃあ,降りますか.少し下ってすぐに樹林帯に入ると風もない.
s-dc0217013.jpg

GPSのログを辿って降りていき,やがて自分の登ってきた時のトレースを発見.ブナの林の中の新雪を気持ちよく滑る.
田沢湖高原温泉駐車場には11:20着.気温はここで-6℃だった.
近くのアルバこまくさは,温泉付きのビジターセンターのような施設.ここの温泉がまた素晴らしい.さすが温泉天国・秋田県.偵察程度となりましたが,十分満足して16:00に仙台の自宅に帰還しました.
この次はオーソドックスに雪上車を使って8合目から頂上目指したほうがいいかな...