2023.10.28-29 西伊豆 大瀬崎 Dive 11-16
9月はじめに予定していたのですが台風直撃で中止になっていたアドバンスト・ウォーターダイバー講習。10月末に西伊豆の大瀬崎とのことで、行ってきました。
行く前、「水温が下がってきているのでドライスーツでやります!」と容赦ないお言葉。オープンウオーター取ってまだ2ヵ月の初心者高齢ダイバーにいきなりドライスーツでアドバンス講習をこなせるのか・・?
睡眠不足でフラフラしながら、午前中に2本潜ってスキルをこなします。この2本は、「ドライスーツダイビング」という位置づけ。体が大きいので燃費が悪いだけでなく、まったくサイズが合わないレンタルのネオプレン・ドライスーツの浮力コントロールに四苦八苦。一緒に行った娘よりはるかに空気の消費が早い状態が続きます。
なんとか午後のディープダイビングと日没後のナイトダイビングまでこなして、初日は4本。もうフラフラですが翌日残っているのは2本・2課題なので心に余裕が出てきました。

ディープダイブの最大水深は27mちょっとでした。

夕方の大瀬崎

べた凪です。この後、日没後の夕食前にナイトダイブの講習。
2日目、1本目の課題がアンダーウオーターナビゲーション。大瀬崎のビーチエントリーは水深2mくらいの浮力コントロールが一番難しい水深のところを距離50mくらい延々と這っていくので、ここがとてもきつい。おもり8+1kgも着けているのになんで沈まないのか!頭下げてフィンキックしたり、体ねじってなんとかドライスーツの空気を抜いたり、これ以上吐けないくらい空気吐き出して、でも吸っちゃ駄目-みたいな、これあと30m続けたら死んじゃうのでは?えらく苦労してようやく水中の崖を降りるところに着いた。水深9mくらいまで降りるとさすがに浮力コントロールは大丈夫だけど、エントリーで190barあった圧縮空気の残圧ははもう120barしかない。
さすがにここから4つのスキル全部こなすのは無理なんじゃないか???ほかの2人が講習やっている間は待っているだけだから、もう残圧が気になって気になって。さすがに残圧60barになったところで、サポートのTさんに窮状を訴える。TさんすぐにインストSさんに伝えてくれて、最後の課題の四角形コンパスを最初に回らせてもらいました。
うーん、四角形というより三角形に近いかな、まあいいや。終了後はそのままTさんに付いてもらって2人で浮上開始。水深5m安全停止の段階でもう20barもない。まあここまで来たらもう大丈夫かな。最後の水深2m距離50mのビーチエキジットに入ったところで残圧計0を示してるんだけど・・・。なんとかかんとかコントロールしがたい浮力に耐えて水中移動を続けて、足が着くところまで空気は吸えていた。
残圧0から圧縮空気のタンクって結構もつもんだなと、ギリギリを体験出来たこともある意味収穫でした。
最後の1本はご褒美のような感じで、課題ピークパーフォンマンス・ボイヤンシー。最初のオープンウオーターダイバー講習から3ヵ月で16本。少しはマシに潜れるようにはなったかしら?
こうしてワタシ、なんとか55才のうちにアドバンスト・オープンウオーターダイバーと認定されたようです。次のCカードはレスキュー・ダイバーだって言うけど、もうこの先はこっちがレスキューされる方みたいだし、この辺でいいかな・・。
何故この歳でダイビングを始めたのかについては、次回以降に書くかも・・・。

慶良間では探しても会えなかったウミガメに、いとも簡単に遭遇。西伊豆の海のポテンシャルに驚愕。
(photo: courtesy of Yumiさん.)

西伊豆の大瀬崎はダイバーのメッカになっている穏やかな入り江です。
行く前、「水温が下がってきているのでドライスーツでやります!」と容赦ないお言葉。オープンウオーター取ってまだ2ヵ月の初心者高齢ダイバーにいきなりドライスーツでアドバンス講習をこなせるのか・・?
睡眠不足でフラフラしながら、午前中に2本潜ってスキルをこなします。この2本は、「ドライスーツダイビング」という位置づけ。体が大きいので燃費が悪いだけでなく、まったくサイズが合わないレンタルのネオプレン・ドライスーツの浮力コントロールに四苦八苦。一緒に行った娘よりはるかに空気の消費が早い状態が続きます。
なんとか午後のディープダイビングと日没後のナイトダイビングまでこなして、初日は4本。もうフラフラですが翌日残っているのは2本・2課題なので心に余裕が出てきました。

ディープダイブの最大水深は27mちょっとでした。

夕方の大瀬崎

べた凪です。この後、日没後の夕食前にナイトダイブの講習。
2日目、1本目の課題がアンダーウオーターナビゲーション。大瀬崎のビーチエントリーは水深2mくらいの浮力コントロールが一番難しい水深のところを距離50mくらい延々と這っていくので、ここがとてもきつい。おもり8+1kgも着けているのになんで沈まないのか!頭下げてフィンキックしたり、体ねじってなんとかドライスーツの空気を抜いたり、これ以上吐けないくらい空気吐き出して、でも吸っちゃ駄目-みたいな、これあと30m続けたら死んじゃうのでは?えらく苦労してようやく水中の崖を降りるところに着いた。水深9mくらいまで降りるとさすがに浮力コントロールは大丈夫だけど、エントリーで190barあった圧縮空気の残圧ははもう120barしかない。
さすがにここから4つのスキル全部こなすのは無理なんじゃないか???ほかの2人が講習やっている間は待っているだけだから、もう残圧が気になって気になって。さすがに残圧60barになったところで、サポートのTさんに窮状を訴える。TさんすぐにインストSさんに伝えてくれて、最後の課題の四角形コンパスを最初に回らせてもらいました。
うーん、四角形というより三角形に近いかな、まあいいや。終了後はそのままTさんに付いてもらって2人で浮上開始。水深5m安全停止の段階でもう20barもない。まあここまで来たらもう大丈夫かな。最後の水深2m距離50mのビーチエキジットに入ったところで残圧計0を示してるんだけど・・・。なんとかかんとかコントロールしがたい浮力に耐えて水中移動を続けて、足が着くところまで空気は吸えていた。
残圧0から圧縮空気のタンクって結構もつもんだなと、ギリギリを体験出来たこともある意味収穫でした。
最後の1本はご褒美のような感じで、課題ピークパーフォンマンス・ボイヤンシー。最初のオープンウオーターダイバー講習から3ヵ月で16本。少しはマシに潜れるようにはなったかしら?
こうしてワタシ、なんとか55才のうちにアドバンスト・オープンウオーターダイバーと認定されたようです。次のCカードはレスキュー・ダイバーだって言うけど、もうこの先はこっちがレスキューされる方みたいだし、この辺でいいかな・・。
何故この歳でダイビングを始めたのかについては、次回以降に書くかも・・・。

慶良間では探しても会えなかったウミガメに、いとも簡単に遭遇。西伊豆の海のポテンシャルに驚愕。
(photo: courtesy of Yumiさん.)

西伊豆の大瀬崎はダイバーのメッカになっている穏やかな入り江です。