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2010.8.21 燧ヶ岳・尾瀬沼レポ from Nくん

盛岡のNくんから先週土曜の燧ヶ岳、尾瀬沼の写真をいただいておりました。
ちょっと遅くなりましたが本日アップさせていただきます。

ルートは御池から熊沢田代、俎グラ、長英新道、尾瀬沼、沼山峠、御池の日帰りとのこと。

長英新道から見下ろす尾瀬沼。右下に見晴の十字路が見えていてとてもきれいですねえ。残念ながら登頂時はガスってしまったとのことでした。
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大江湿原から見上げる燧ヶ岳のようです。
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大江湿原、もうちょっとすると草紅葉が楽しめそうですね。
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ありがとうございました。また送って下さいね~。
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2010.8.21-22 爺ガ岳・鹿島槍ヶ岳(4) 種池小屋~扇沢 (下山)

夕食後にテントに入り、そのままシュラフにくるまるとあっという間に眠りに落ちていた。まだ明るかっただろうと思う。途中寒くなって夜半に目覚めると、テント場は月明かりの下だった。

薄手のダウンなんかを着て浅い眠りを繰り返していると、3時頃からいくつかのテントでは起き出した様子。火を使ったり、フライの露を払ったりする音が聞こえてくる。入り口を開けて顔だけ出してみると、月はすっかり隠れて満天の星空になっていた。オリオン座を狙ってしばしの間撮影会。
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朝4時、テント場を後にする。小屋前にザックを置いてカメラだけ持って爺ガ岳の稜線へ向かう。東の空がずいぶん明るくなってきた。
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今日は鹿島槍もちゃんと双耳に見えている。遠く稜線上に冷池山荘の灯りが見えていた。
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種池小屋を振り返ると剱岳にも光が当たり始めた。もう少し待てば朝日が当たり始めそうだったけれど、風は冷たいし十分に堪能したので引き上げることにした。
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5時15分下山開始。一晩休んで足も復活。いいペースで快調に下りていく。途中、針ノ木に朝日が当たる。今日は快晴。暑くなる前に下りてしまおうと思う。
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扇沢の駅から始発のトロリーバスのアナウンスが聞こえてくると、そろそろ楽しい時間は終了かな。このあたりから沢山の登りの登山者とすれ違うようになってきた。
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午前7時15分。種池から2時間ほどで扇沢に下山。
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あとは半日かけてゆっくり帰ればいいだけ。木崎湖あたりから昨日登った美しい鹿島槍を見上げて北に車を走らせる。

小谷で温泉に入って糸魚川から高速に入ったのが午前9時40分。余韻に浸りながらのんびり仙台までドライブ。自宅にはまだ陽も高い午後3時半に到着した。

(完)
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2010.8.21-22 爺ガ岳・鹿島槍ヶ岳(3) 鹿島槍南峰~種池小屋 (帰り)

鹿島槍南峰の到着は午後1時半に設定したタイムリミットぎりぎり。
ここから種池まで6.6km。稜線のアップダウンは400mの登りと800mの下り。5時までには種池に帰れるか。
山頂滞在はわずか5分で切り上げてすぐに下山にかかる。

先ほどすれ違ったツアーやグループを「度々すみません」と追い越しながら早足で下りていく。
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冷池のテン場を過ぎると先ほどの事故現場にやってきた。改めて見てみると、ガスの向こうに小屋の屋根が見えている。本当に小屋から目と鼻の先だった。
切れた岩場の脇に登山道が付いていて、テン場の方から早足で下りてきて岩にでも蹴つまずこうものなら転げ落ちてもおかしくは無い。夜暗い中を山荘まで歩いてトイレを利用しなければいけないテン泊者にとっては、潜在的に危険なところということになる。
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ヘリコプターでの搬出作業が終わって今は無数の足跡のみが残された事故現場を登山道から見下ろすと、どういうわけかブロッケン現象。もう一度合掌してから崖道をゆっくりと通り過ぎた。
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午後2時時41分、鹿島槍から大急ぎで1時間強。辿り着いた冷池山荘で買ったコーラを一気のみしてから水を購入。とにかく日差しが出ていて暑い縦走路に再び踏み出していく。
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冷乗越から爺ガ岳への登り。当たり前だけれど下った分だけ登らなくてはいけない。さすがにもう足の筋肉がパンパンになってきた。ときおり休みを入れて、水とカロリーを補給しながら足を休ませる。
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爺ガ岳中峰の巻き道に入る頃、ようやく冷たいガスが富山側から上がってきて人心地ついた。このあたりで今日初めてライチョウの出迎えがあり、しばらく道を先導してもらう。
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まだ登るのか~と言う感じで最後の南峰への登り。
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午後4時50分、ついに種池小屋に到着。お疲れ様でした。帰り着いてすぐに、大ジョッキ900円を購入。テント泊で節約出来ているから、値段が高いとは全く思わなかった。
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今日は扇沢からスタートして山道を約20km歩いた。2300mほどの登りと1200mほどの下りをこなして12時間。
本当は2日かけてゆっくり歩く積もりだったけれど、翌日の帰りが気になって初日の強行軍になってしまった。

湯を沸かしてレトルトのカレーで夕食。山荘のトイレを借りた後、上がり間口で靴を履いていると、何の前触れもなくおもいきり左太ももが攣ってしまい、しばし動けなくなったのでした。

(づづく)
種池から扇沢
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2010.8.21-22 爺ガ岳・鹿島槍ヶ岳(2) 爺ガ岳南峰~冷池~鹿島槍南峰(行き)

爺ガ岳南峰から巻き道に下りてしばらく歩くと再び、中峰と巻き道が現れる。三角点のある中峰にも登っておくことにした。10時18分、日傘のご婦人も同じころに登頂!標高2670m。
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中峰山頂から西を見ると、黒部峡谷を挟んで向こう側、剱岳山頂付近には雲が掛かっている。三の窓、小窓の雪渓がきれいに見えた。
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目指す鹿島槍はまだ遥か彼方、雲の向こう。冷池まで300mほど下ってから500m登らなくてはいけない。帰りのこともあるので、この時間から山頂まで行って、来た道を戻って種池まで帰るのはちょっと微妙だ。とりあえず冷池山荘まで行ってどうするか考えることにする。
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10時51分、北峰のピークは遠慮して冷池山荘を視界に入れながら巻き道をどんどん下りていく。人がいるあたり、赤岩尾根との分岐が見えてきた。
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このあたりはトウヤクリンドウが道の両脇に咲いていて見事でした。
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赤岩尾根・・・文字通りです。この辺で「大丈夫ですか~?」と大きな声が聞こえた気がして前を見たけれど、別に変わったこともないようだったので先へ進む。
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11時35分、種池から約2時間で冷池山荘に到着。歩いてきた爺ガ岳からの稜線を振り返る。この先の鹿島槍まではいままで歩いてきた稜線のおよそ2倍。明るいうちに種池に帰るための登頂のタイムリミットは1時半?腹ごしらえして気合いを入れてから冷池を後にした。
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山荘前で休んでいる時に、小屋から聞こえてくる明るい笑い声に混じって、近くの登山道から無線の声がするのに気づいた。山荘を出てすぐ、無線を持った男性が木に結ばれた極太のロープのそばで登山道から下をのぞいてる。はるか崖下にはヘルメットを被った数人が何やらやっている。「50mロープが目一杯出てその先20mほどですから、滑落距離は70mです。」などとやり取りしている。

「事故ですか?」と聞くと、登山道からの滑落とのこと。額が割れてもう亡くなっていると。明るい雰囲気だった山荘からわずか10mから20mの登山道でこんな事故が起きているとはと絶句。手伝いは必要無いと言うことで合掌しつつその場を後にした。写真右手の崖上の登山道から左下の谷底に落ちたとのこと。
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気と取り直して歩き始めるとすぐに冷池のテン場になる。この辺はお花畑も非常に美しい。ハクサンフウロとクルマユリが目立った。テン場には朝方追い越していったと思われる若者もテントを張って休んでいた。事故のこともたぶん知っているのだろうけれど、自分と同じでどうしようも無いという感じなのだろう。
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先へ進みます。なだらかな稜線を歩いて、ガスの向こうには鹿島槍が見えるのか?
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なんかピークが見えてきた。けれど、どうみてもこれは手前の布引山。エッチラオッチラ登るしかありません。
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布引山を越えるとようやく本命の鹿島槍南峰が見えてくる。あと標高差200mくらい。先行者を数人追い越してラストスパート。楽しげに下りてくる20人くらいのツアーが止まって道を譲ってくれる。いや、登り優先とは言うけれど、お願いしますから先に行って下さいヨ・・・。
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13時25分、2889m鹿島槍南峰に達する。扇沢から8時間半、前夜仙台を出発してからは18時間弱掛かりました~。
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辿ってきた稜線を振り返る。マイテントがあるのは向こうの稜線上の種池。
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南峰の東斜面は切り立った崖。うひょ~。
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北峰とのコルから崖を登ってくる単独の女性。山頂で休んでいる人々はにこやかで、素直に登頂を喜んでいるようだった。
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(つづく)
鹿島槍から種池
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2010.8.21-22 爺ガ岳・鹿島槍ヶ岳 (1) 扇沢~種池~爺ガ岳南峰

とにかく遠出したくて、いくつか候補を選定してから地図を用意して金曜午後7時に仙台を出発。
あれこれ悩みながらも結局北陸道に入り、糸魚川で下りて真っ暗な白馬を抜けて大町を目指す。

明けて土曜の午前2時半に扇沢。柏原新道の駐車スペースは9割方埋まっている。仮眠してから4時に準備。
ヘッドランプが要らないくらいの明るさの5時にスタートした。
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薄暗い登山道をゆっくり登っていく。大学生と思われる3人があっという間に追い越していった。
若いっていいなあと思う。
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木々の間から見える空がどんどん明るくなっていく。時々休みながら、扇沢を下にみて登っていく。
この谷が山スキールートに使われるというのだから驚くけれど、残念なことに2年前に雪崩で死亡事故が起きている。
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どんどん高度を上げていくと針ノ木雪渓と左下に扇沢の駐車場が見える。この時期の雪渓はさすがにかなり小さくなっている。
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何人かに抜かれながらも花など撮りつつ登っていく。ガレ場の細い道を越えると小屋までもう一息というところ。
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8時30分、ようやく小屋に到着。扇沢からの標高差は1100mだった。冷池に張るか、この種池に張るかしばし考えたけれど、翌日の帰りが楽になるだろうという判断でここに幕営することにした。
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テント場は石は禁止(冷池はOK)。ペグを忘れてきたけれど、ちゃんと貸し出してくれる。
幕営料を支払って手続きすると、若い小屋番さんに「奥から整然と張って下さい」と言われた。先客は2張。
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とりあえず、ザックは軽くなった。爺ガ岳は目と鼻の先。鹿島槍は往復するにはちょっと遠いけれど、種池に張った以上は明るいうちにここに帰ってこないといけない。
爺ガ岳への登りから小屋を振り返ると、後ろに立山と剱岳が並んで見えていた。
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9時25分、種池を出て爺ガ岳南峰への登り。天気は申し分なし。信州側から絶え間なくガスが上がってくるけれど、稜線を越えてくることはない。
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遠くに見える鹿島槍もガスのせいで双耳には見えない。
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3つならんで爺ガ岳、北峰、中峰、そして右端が南峰。巻いていくことも出来るけれど、荷が軽くなったことで余裕が出来たのでピークを拾っていくことにする。
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午前10時、種池から40分ほどで南峰のピークに達した。後立山の稜線歩き、気温もあまり高くなく最高の滑り出しとなりました。
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(つづく↓)
爺ガ岳から鹿島槍ヶ岳
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