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PIKANDA SEASON 2

2011.3.21 仙台東部道路 名取I.C.付近 





海岸から3kmの被害状況です。
震災から10日以上がたった今も水が引かず、がれきが手つかずで残されています。

仙台市・名取市周辺にも、全国から応援の車が沢山入っています。自衛隊、警察、消防、ボランティア・・・
今朝は島根県・出雲市の給水車とすれ違いました。

応援に来てくれている方々も、そうとう疲れが溜まっているだろうと思われるのに、今尚、活動していただいています。

みなさま、本当にありがとうございます。
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2011.3.15 地震発生 5日目

部分開通した地下鉄も空いている。平日だというのに店はシャッターを下ろしていて、ほとんど営業していない。

ガソリンスタンドに並ぶ車は相変わらず多いけれど、救援車両用のガソリンが少なくなってきていて、さらに道路の通行に支障が出ているという。

こんな状況ではさっさと車を使うのはあきらめて、可能な限り自転車や徒歩での生活に切り替えるべきだろう。

地下鉄が開通してくれたおかげで、自転車併用での通勤時間は大幅に短縮された。
職場に着いても業務に必要な水が足りない。市内でまともに業務ができているところがあるとは思えない。



夕方、一度自宅に戻ってから、水が出ていないらしい実家へザックに10Lの水を入れて自転車で届けることにした。途中で偶然、八百屋が店を開けていた。気づいた人がすぐに列を作る。久しぶりにキャベツとかネギとかオレンジとか、野菜や果物を買うことができた。


帰り道、来るとき降り始めた冷たい雨が少し強くなってきた。

原発はいよいよ炉心溶融の危機らしく、周囲20kmの住民はすでに避難を終えたとのこと。
自分のいるところからも丁度100km程度の距離。もう祈るしかない。


大地震、大津波、原発事故・・・
「私達が、これまでに、誰も体験したことのない災害」
NHKラジオではそう表現している。確かにそう思うけれど、その本当の意味は自分もまだよく判っていないのだと思う。

大災害の最初の一撃から体勢を立て直して、みんなこれから本当に忙しくなりそう。
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2011.3.13 地震発生 3日目

被害の状況が明らかになってきた。


震災発生から3日目。まだ多くの地域で停電し水道も出ない状態。
時折、余震を感じるけれど、慣れてしまったのか揺れが小さくなってきたのか、気にならなくなってきた。

けれど3日以内でM7の余震が来る確率が70%とか。復旧したライフラインもまだまだ安心できる状態ではない。


仙台上空には夜もヘリコプターの音が聞こえ、救急車が走り回っていまる。

水が引いて、自衛隊の災害派遣の方々が被災地に入り、遺体収容が始まった。
数カ所に用意した安置所では足りないと聞く。

女川原発は正常なのに、なぜか女川での放射線レベルが上昇。福島の放射性物質が飛来してきている。
なんだか被曝が現実問題として心配になってくる。

原発を人の少ない地域に作ればそれでいいのか?そんなものを目先のお金に目がくらんで誘致する自治体もそれでいいのか?


被害の少なかった市民にとっての問題は、食料と燃料。幾つか開いたガソリンスタンドは3-5時間待ちで2000円分とか20Lとかしか手に入らない。それも売り切れ終了で次はいつ売り出すのかわからない。順番を巡ってところどころでケンカも発生。
食料も手に入らない。1時間並んで10個のカップ麺を手に入れてくる。並ぶだけ並んで、何も手に入らない人もいる。


仙台駅前では普通にこざっぱりした感じで人が歩いていて、車が走り、信号が動いている。やっていない店のネオンも点いていたりして、一見普通の街に見えるのが不思議。
けれど道行く人々は、ご飯をちゃんと食べることも、お風呂にはいることも、みんなままならないはず。


今日も職場から14km歩いて帰宅。ガソリンが次は何時手に入るかわからないので、車は置いてきた。
明日は自転車で出勤しよう。さすがに歩いて行くよりは早いだろう。忙しい一日になりそう。

避難所あるいは人知れずに孤立して救助を待っている方々、届かないのはわかっているけれど、ガンバレ。
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2011.3.12 地震発生 2日目

朝は仙台市内の道路は比較的順調。応援に来てくれた警視庁のパトカーが数台幹線道路に停められていて、隊員が消えている信号の交通整理をしてくれている。

かんじき隊長の車に乗せてもらって朝7時過ぎに出勤途中、コンビニ前で車が沢山とまっている。開いているんだ。
さっそく店に入って手当たり次第にカゴに放り込む。水はすでに売り切れていた。

全て値段を確認しながらの手計算なので、レジは時間が掛かる。1時間半ほど並んでようやく車に戻った。


職場に泊まり込んだスタッフたちの顔には疲労の色が浮かぶ。自分は一晩自宅で休めたので、朝食は食べていないけれど、元気を取り戻して仕事にかかる。

名取の津波で親戚が車を流されたとか、天井が落ちていたとか、そんな話が聞こえてくる。

夕方、ガソリンの無い車をだましだまし運転して、なんとか帰宅。途中開いていたガソリンスタンドには1-2キロも列を作って並んでいるようで、あっさりあきらめた。

市内の中心部にある自宅マンションまで帰ってくると、なんと各戸の窓に明かりがついている。
部屋に入ると水道も復旧していた。都市ガスは当面だめらしいけれど、このあたりのライフラインの復旧は市内でも一番早いほうだろう。


テレビをつけると、南三陸町では1万人が行方不明とか。自分よりもっと大変な人々がまだまだ沢山居る。


ライフラインの早い復旧に感謝しつつも、ほんの数キロ離れただけのところで、生きるか死ぬかという状況にある大勢の方々を思うと、単純に喜ぶことはとても難しい。
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2011.3.11 地震

信号も消えて道路も大渋滞とのこと。
ガソリンが残り少なかった車で家まで帰り付くのは無理、と判断した。

職場から14kmを3時間かけて歩いて帰宅。気温も下がって路面も凍り、雪まで降り出した。

ラジオを聞きながら歩いていると、海沿いの地区では路上に2-300人の遺体が見つかったとの報道。悲惨な現場を想像すると涙がでる。

ごったがえす避難所で地震発生から6時間後にようやく家内が2人の子供を見つけた、ということを帰り道で聞いて安堵する。

街中がまっ暗け。走り回る救急車。こんな仙台の街を初めて見た。

発電機を回して頑張って店を開けてくれたコンビニには行列が出来ている。NHKにもテレビを見るために大勢の人が集まっていた。

真っ暗な階段を登って鍵を開けて小さな灯りが灯された家に帰り着いた。
中は当然めちゃくちゃ。収納されていた食器や本やありとあらゆるものが飛び出している。

ひっきりなしに来る余震。気も休まらない。

真っ暗な家の中でヘッドランプとかラジオとかヘルメットとか、山で使うものばかりが役に立った。

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自宅から見る真っ暗な仙台市東部と仙台港で火災を起こしたプラントの炎。気仙沼ではひどい火災が起きているとか。

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仙台駅方向。明るいのは非常灯が沢山ついた商業ビル。
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2011.2.27 Snowpulse エアバッグ 導入経過(9) テスト2

2011年2月27日、ニセコ・チセヌプリ山麓の標高800m付近にてSnowpulseエアバッグの展開テストを行いました。

気圧は936mbar, 気温マイナス2.5℃。


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