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PIKANDA PART2

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2011.5.15 天安河原

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↑新緑の高千穂渓谷

日本神話によれば、国土と神々を生んだのはイザナギとイザナミ。
天照大神はイザナギから生まれたとされる。
あるとき、アマテラスは弟のスサノオの乱暴に耐えかねて天の岩屋に引きこもってしまった。
世界は闇に支配され厄災が絶え間なく起こり、困った神々が、アマテラスを岩屋から引き出す方法を相談しようと集まった場所が「天安河原」である・・・という流れである。


ボートも浮かぶ高千穂渓谷から5kmほど上流に天照大神を祭る、天岩戸神社がある。
早朝に阿蘇の地獄温泉を出発して車で走ること1時間半。到着した天岩戸神社から河原に降りてしばらく歩くと、半洞窟の中に作られたもう一つの小さなお社にたどり着く。そこが天安河原であった。

お社の周辺には、拳大の石が3~4個重ねられた石積みが無数に置かれていて、不思議な雰囲気を醸し出している。最近流行の「パワースポット」の横綱みたいな場所で、目一杯パワーを頂いてきました。
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2011.5.14 阿蘇山

久住から長者原に戻ったあと、黒川温泉で日帰り湯をハシゴ。
午後の便で羽田に戻るNA君とはここでお別れとなり、別に予約しておいたレンタカーを借りて一人阿蘇へと向かう。

巨大カルデラの北の外輪台地の上は、まるでニュージーランドのような自然の地形を活かした牧草地帯だった。
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阿蘇のロープウェイ西駅から第1火口を覗き込む。時計回りに中岳へ向かうルートは当然立ち入り禁止。
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少し下って砂千里が浜からの登山道は通れるようだった。朝に久住・中岳を登ったばかりだったけれど、時間も体力も余っていたので、阿蘇も今日のうちに登ることにした。14時出発。

急な斜面を登って中岳へ向かう稜線に出ると、硫化水素か二酸化硫黄かよくわからないけれど、とにかくひどい刺激臭が強烈に漂っていて、喉や気管に痛みを感じる。ぜんそくでも無いのに、気管支がせまくなったかのようにヒューヒューと音がする。中岳はもろに火口からのガスが流れてきているようで、はっきり言って生命の危険を感じる。最小限の呼吸だけで小走りで横を通過。火口から離れるほうに右折して、ちょうど1時間で高岳山頂に到着した。

高岳山頂から振り返ってみた中岳。第1火口からのガスが中央の中岳と右下のロープウェイ東駅に流れてきている。(この翌日、第1火口が小噴火して警戒レベル2に引き上げとなり、自分の通った登山道も閉鎖されたとの今日の報道であった。)
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帰り道、中岳山頂はさらにガスの濃度が高い。信じられないことに悠長にカメラを構えて第1火口の写真を撮っている人がいた。こちらは再び右手の崖から落ちないように気をつけながら、小走りで通過して稜線を戻っていく。

だいぶ安全になったところから第1火口と右手の中岳の稜線を振り返る。風向きが悪くて、ガスがダイレクトに中岳の方へ流れているのがわかる。
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砂千里が浜に下る前に巨大カルデラの南側を俯瞰。
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こちらは東側。この巨大火山のカルデラの中に町があり、田畑があり、牧場があり、鉄道がある。
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阿蘇山の巨大噴火は9万年前のことだったらしい。
1000年に一度の大津波よりは、今のところ起こりそうもない阿蘇の大噴火。でもいつかはそれが起こる可能性もあるのか?
実に多くの人がこのカルデラの中で生活しているわけなのだけれど・・・。

2時間で高岳を往復して火口駐車場には16時ちょうど。心ならずも、一日で日本百名山のハシゴになってしまった。
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2011.5.14 九重中岳・久住山

九州では屋久島に次いで標高が高い九重山の中岳。
法華院山荘を夜明け前に出発し、強風に吹き飛ばされそうになりながら中岳山頂へ達した。

前日に山荘で、直登コースが土石流の恐れあり、環境省から登山自粛とのことを聞かされていたので、スガモリ経由のコースとした。
避難小屋で朝食後、久住山も登って阿蘇を眺め、来た道を引き返してスガモリ越えから下山した。

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中岳手前の最後の登り。

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中岳山頂より坊ヶツル方面。

4:55 法華院山荘発
6:10 中岳山頂
6:25 避難小屋
7:00 久住山頂
8:45 長者原駐車場
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2011.5.13 法華院山荘

15時に職務終了。すぐさま別府からNAくんとレンタカーで移動する。
滅多に来られない九州。土日を使って山&温泉三昧を企てる。

高速も使って九重連山のベースでもある長者原に着いたのは16時20分。
遅い到着でご迷惑をおかけする宿に連絡を入れて、ヘッドランプもザックに入れて16時半に山道に入っていく。目標到着時刻は18時すぎ。
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天ヶ池の峠を越える登山道。法華院山荘に行く道はいくつかあるけれど、どこを通るにしても最低1時間半から2時間の山道歩きが必要で、それだけに是非とも泊まってみたいところであったのだ。
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峠付近から振り返る長者原。天気はいいけれど気温が低くて風が強い。
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雨ヶ池という湿原を歩いて行く。
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咲いているのはハルリンドウと思われる。
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盆地になった坊がつるが見えてくる。テントが2張り見えた。この静かな九重連山の懐でテント泊というのもまたうらやましい環境。
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坊がつるを左手に見て林道に合流する。車が通る道だけれど山荘専用で一般登山者は歩いてこなくてはいけない。
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到着しました、法華院山荘。優しいスタッフが気持ちよく出迎えてくれる。夕食がまた非常に美味しかった。
オーナーは根っからの山好きのようで、山荘には山の蔵書がたくさん。夕食後は大分焼酎「なしか」を飲みながら食堂のストーブの周りでグタグタと9時ころまで読書。もちろん九州最高地点にあるという温泉も最高であったことは言うまでもない。
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とても感じのよい女将さんに明日の朝食をお弁当にしてもらうお願いをして、部屋へ引き上げる。
次は久住山・・・でしょうか?
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2011.5.12 地獄釜

今回の大分出張のお宿は、数ある別府の温泉のなかから鉄輪(かんなわ)温泉というところを選択。

鉄輪では町中の至る所から豪快に噴気が上がっていて、昭和の雰囲気が残る温泉街の細い坂道は、歩いているだけでワクワクさせられる。

ここには「貸間」と呼ばれる素泊まり部屋を1泊3500円程度で提供する湯治宿があって、実際に歩いてみるとネットで情報が得られるのよりはるかに多くの貸間旅館が存在することに気付きます。「貸間旅館」が他の温泉地の湯治宿と決定的に違うのは、鉄輪では多くの宿が地獄釜をもっているという事。

別府と言えば、北浜をはじめとして美味しい料理を提供する高級な宿はたくさんありそうだけれど、鉄輪の貸間旅館で地獄釜を使って蒸し料理をしながら、縁側に座ってビールを飲む、というのがなによりも贅沢なことなんだなあ、と新たな悟りを開いた。ここは是非リピートしたい場所のリスト入り。


鉄輪・貸間旅館の中でも人気の高い、双葉荘。例の双子のオカマも贔屓にしているのだとか。実はこちらは裏側。正面からチェックインしたあと、宿のつっかけを履いてこの裏口から出て温泉街をブラブラできます。付近に公衆浴場は幾つもあり、地獄蒸しの食材を手に入れる商店、魚屋、八百屋、コンビニと半径200m以内で全てが事足りる。
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こんな感じで買ってきた食材をザルにいれて・・・
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時間を決めて蒸し上げる。宿のおかあさんのお勧めは、出始めたタマネギ。甘くてとても美味しい。
なぜかこの釜で蒸すと食材の持つ甘みが強く引き立てられるのだ。近所で買ってきたエビもプリプリ。
味は何も気にせず近所のコンビニか商店でポン酢を買えばよろしいかと。
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鉄輪の名前の由来はよくわからないけれど、地獄蒸しのザルを引き上げるのに使う紐の着いたアルミの円盤が、昔は鉄だったからなのかなあ、とか勝手に想像するのもまた楽しい。


裏口から徒歩30秒で地元の温泉組合員が使う「渋ノ湯」。100円払ってロッカーを借りて、混ぜていただくという感じ。お湯のクオリティーは非常に良い。
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宿のお風呂もいいお湯だけれど、午後10時までで終了。宿そのものも門限10時。一応きまり事はあります。
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