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PIKANDA SEASON 2

2014.7.26 No.61 笠ヶ岳 レポ from Machiさん

先月Machiさんは笠ヶ岳になんと日帰りされたとのことで、レポが届きました。
14時間、ほとんど歩きっぱなしですね-。山の上で泊まってきたらよかったのにと思いましたが、日帰りしなくてはいけない事情があったんでしょうね~。


7月26日(笠ヶ岳)

既に1時間遅れています。
クリヤ谷口登山口からは最後のスタートだと思います・・・もう7時過ぎで周りには誰もいません。
①

蒸し暑いし、体ダルイし、寝不足だし、忘れ物もしたし、路上駐車だしダメだなぁ今日は(ーー;)
誰もいないので迷惑になることはないのでダラダラ行きましょ
既に大汗ですが当分樹林帯で日差しをさいぎってくれますし、川風も吹いて気持ちは良くなってきました。
1時間ぐらい登り1400m付近、上の方に岩壁が見えてきました・・・あれ越えていくの~心折れそう・・・
②

5回ぐらい簡単な渡河をしてダラダラと登ります。
③

途中何度かルートミス!?今日は普段より注意力がない模様・・・暑さのせい?
ようやく新穂高ロープウエェイが下に見えて来ました。向かいの山は西穂や奥穂ですね。
④

ずいぶんと登ってきたように思いますがまだ2000mぐらい、まだ標高差900mあります・・・キツイ
まだ10時、依然としてペースは上がりませんが午後2時までに着けば何とか日帰り出来るかなぁ
人気のないコースです、すれ違ったのは下山の2人だけ、登って行く人にはまだ会っていません。
1時間登ってクリヤノ頭付近で上を見ると登るべきルートがハッキリ見えました。
⑤

あれを越せばピークが見えるのかなぁ・・・雷鳥岩付近でようやくピークが見えたぁ
⑥

ここで初めて前に登る人が見えました先行者は6人いるようです。
2500m付近、登り始めて5時間半、振り返りが多くなりました・・・あれを登ってきたのです
⑦

午後1時過ぎ、雪渓付近でお昼にします。
⑧

残り標高差約200m、登頂は午後2時半ごろかなぁ・・・まぁ何とか日帰り出来るか
残り標高差約100m、平らな岩が折り重なっている山頂が間近に見えてきました。
⑨

しかし、もう少しのところで左へ大きくルートミス!!約30分のロス(>_<)
登山道に戻り残り標高差80m!もう一息
⑩

折り重なった平らな岩を登って午後2時半 過ぎ、標柱も無く三角点に板が乗っかった殺風景な山頂に到着・・・61座目制覇!!
⑪
⑫

ちょうど雲が湧いていて展望は無し、トットと下山です。
下に笠ヶ岳山荘とテント場が見えて来ました。
⑬

とにかく山荘に行ってポカリをがぶ飲みし、塩だらけの顔を洗います。
テント場入口のサヨナラの文字に見送られ急いで下ります・・・既に午後3時過ぎ
⑭

頂上から30分、山頂が随分離れました。
⑮

午後3時半頃、抜戸岩を通過
⑯

この時間でも笠新道から登って来る人達が大勢います・・・やっぱり此方がメインルートなのですね
地図では抜戸岳手前で笠新道に降りれるのですが残雪が多いのためか踏み跡なし、登って来た人に聞くと抜戸岳頂上付近から下るとの事。
⑰

抜戸岳頂上付近に標識なし 、下り道を探し30分ウロウロ・・・ヤッパリ今日はオカシイ
ようやく下る場所を見つけ笠新道に乗りました・・・4時半過ぎるとさすがに誰も居ませんね・・・少し不安

カールの底を目指して下って行くと泣き声が・・・雷鳥の親子でした。
⑱

癒されるなぁ~でも道の真ん中にいるのでちょっと邪魔・・・近づいたら母鳥が羽を広げて威嚇してきました。
大丈夫、通るだけだから何もしませんよ~と声をかけ通らせて貰いました。
5時過ぎカールの底、杓子平に到着して後はひたすら下ります。
⑲

午後8時ヘロヘロヨケヨケで笠新道登口に到着。無事下山できました。
しかし、ここから車まで約5キロの林道歩き、ライトによってくる蛾に悪態をつきながら午後9時車に到着。
約14時間、これまでの百名 山登山の中で最長時間の笠ヶ岳一周が無事終了しました。
笠ヶ岳一周マップ

以上、、文・写真ともMachiさん

お疲れ様でした。笠ヶ岳もやたらとハードですね。後で登るときの参考にさせていただこうと思います。
それではまた、よろしくお願いします。

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2014.8.16-17 奥さま 玉川で湯治

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送り盆の週末は天気が悪いので、9月3連休を手に入れるための下準備です。

もともとは山形でソバを楽しんでから、銀山温泉の日帰りというプランでした。しかしここで、3連休が欲しければ今週末は泊まりにしろ、という奥さまの要求です。

近場でいろいろと探してみると、お盆の間の秋田・玉川温泉は湯治客が少なくなるようで特別割引きプランが3部屋も余っているとのことでした。ソバを食べてから14時過ぎにその場で予約。18時半に宿に到着です。

新玉川には泊まったことがありますが、玉川は日帰り入浴以外では行ったことがありませんでした。ここは日本一の強酸性のお湯と、放射線を放つ天然記念物の北投石、という2点で非常に有名です。

露天はありませんが、内湯には源泉100%掛け流しの湯船と、50%に薄めた湯船などが用意されていて、そのpHはほぼ1.0で日本一の強酸性。成分表を見るとほとんどが塩酸、そのほか亜硫酸、硫酸・・・。100%の源泉に浸かるということは濃塩酸に浸かっているようなものです。

余分な角質が全部落ちてツルツルになることを期待して、一晩に3度の湯浴みをした奥さまでしたが、翌日はどういうわけか一日中、指の皮がふやけたようにシワシワになってしまい、なんだか逆に老化してしまったかのようになってしまいました。ツルツルになるのは、やはりアルカリ泉のほうでしょうね~。

一度は泊まってみたい玉川温泉でしたが、奥さまは一度でいいとのことでした。私自身はお上品な新玉川よりワイルドな玉川のほうが好きですけれど・・・。

帰りはアスピーテラインから八幡平に抜けましたが、道路脇にくまの親子が逃げもせず悠々と歩いていてびっくりでした。




源泉への遊歩道。このあたりの地中は北投石の岩盤になっていて、その辺に寝転がるだけで微量の放射線を浴びることになります。最大で一般市街地の自然放射線量の100倍だとか。平均値はその10分の1くらいとのことです。
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大噴から流れる濃塩酸の川。そのまま浴室へ、さらに下流の新玉川温泉にも引かれています。
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大噴。記憶が正しければ昔は一分間に9600リットルと書いてあったと思うのだけど、減ったのか?
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朝から続々とゴザを抱えた人々が集まってきて、小屋や遊歩道周辺で寝転がっています。岩盤浴ブームで健康な若い人も来るようですが、無用な被曝はするし火山性ガスも流れているので、自分はやったことがありません。
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おもにはガンを患った方々が全国から集まってきます。邪魔になると申し訳ないので小屋には近付きません。真冬に雪崩事故が起こったのが記憶に新しいところです。
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そんなわけで、とりあえず9月3連休は確保しました。
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2014.8.1 真夏の南九州徘徊(7) 原城

最後に、島原の乱にゆかりの土地を回ることにしました。昔見た映画「魔界転生」で沢田研二の天草四郎が唱えた呪文「エロイムエッサイム・・・」はインパクトがありましたが、史実の島原の乱を改めて勉強してみると、とても悲惨な戦いでした。

土地柄、キリシタンが中心だったので宗教弾圧への抵抗だったと見られることもあるようですが、実態はきびしい年貢の取り立てに怒った農民層の一揆だったとのことで、総大将に祭り上げられた天草四郎はまだ15才だったそうです。一揆を束ねたい首謀者たちに、キリスト教徒たちの間でカリスマ性のあった天草四郎が利用された、というように理解できます。

天草からフェリーで島原半島へ渡り、一揆軍が一人残らず討ち取られたという原城跡を訪れました。幕府は乱の後に石垣を破壊して死体もまとめて埋めたとのことで、発掘すると人骨が大量に出てくるのだそうです。全滅した37000人の中には、1万人以上の婦女子や老人などの非戦闘員も含まれていたとのことでした。

供養塔とホネカミ地蔵に手を合わせて原城を後にしましたが、歴史の舞台となった古戦場は今も重苦しい雰囲気を漂わせていました。



フェリーで天草から島原へ。左が長崎県・島原、右が熊本県・天草。真ん中にある湯島で、両岸の反乱者が計画を密談したとのこと。
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談合島。
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台風は東シナ海上を近付いてきていますが、内海の有明海は波も風も大した事ありません。
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天草と島原からそれぞれ集結した反乱軍の終焉の地。
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思ったより広い城内。本丸跡まで車で入れます。大きな十字架が見えます。
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乱の終息後100年以上のちに置かれたホネカミ地蔵です。心ある僧が、長い年月野ざらしになっていた遺骨を拾い集めて供養したもの。一揆に参加した者達は一族郎党根絶やしになり、主のいなくなった土地に後から入植した人々は縁もゆかりもないので誰も顧みなかったのでしょう。
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城全体が巨大な墓所のように思えてきました。
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天草四郎の墓碑です。これは乱の直後に作られ後に移されたたものとの説明。
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天草四郎の像は目を閉じて両手を組んで祈っている様で、昭和48年の建立だそうです。
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幕府軍は九州一円の大名が派遣した12万人以上の兵力。乱の勃発から88日、3度目の総攻撃で最後まで篭城していた反乱者は全員殺害されたということです。
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破壊された石垣が380年の時を超えてそのままに残されています。
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比較的新しい時代の慰霊塔。横に真新しいお供えものがそっと置いてありました。
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20kmほど走って島鉄フェリーで熊本に向かいます。
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雲仙普賢岳が小さくなっていきました。
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熊本で車を返して新幹線で博多へ。暑かった旅の終わりに熱い長浜ラーメンを食べて締めということになりました。

(おしまい)
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2014.7.31 真夏の南九州徘徊(6) あてもなく

7/30、開聞岳のあとはもう本当にやることが無くなってしまいました。台風の影響を受けているので、この先、平地は晴れていても山はダメです。あてもなく錦江湾に沿って走り、いつの間にか宮崎県に入りました。都城を抜けて日向まで北上したところで日没、豪雨です。休憩に入った道の駅で動くのが嫌になり、2泊目の車中泊となりました。

7/31朝、思い立って方向転換。熊本県・人吉へ向かいます。山深い県境を越え、土地のスーパーで買ったブドウをつまみながら人吉温泉に到着しました。人吉元湯はなかなかの名湯でした。

借りた車は明日の夕方までに熊本駅前の営業所へ返却する約束です。少しずつ熊本駅に近付いていけばいいのですが、せっかくなので天草に寄り道する事にしました。再び鹿児島県に入って、長島から天草下島へフェリーで渡ります。

またいつの間にか夕闇が迫ってきました。さすがに3泊連続の車中泊は嫌なので、最後の夜は天草の下田温泉に宿を取ることにしました。


宮崎のとある町で朝から洗濯。
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借りた車は小さなパッソです。前列がコンソールボックスも含めて後に倒れ、しかもギアがハンドルに、サイドブレーキが足踏み式なので、助手席との間の足下には広い空間が広がっています。このサイズにしてはまずまずの車中泊が可能でした。
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鹿児島県・長島から熊本県・天草下島にフェリーで30分、2000円ちょっと。
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食事のとても美味しい宿でした。海のむこうは長崎半島の南端。はるか東シナ海の向こうは上海ですよと、あいさつに来てくれた女将さん。
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(明日は最終日です)
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2014.7.30 真夏の南九州徘徊(5) 開聞岳

指宿温泉に寄り道してから21時過ぎに開聞岳の麓のキャンプ場駐車場に到着。ここは公式に500円くらいで車中泊が出来ます。

朝はパラパラときましたが、なんとか持ちそうなので出発です。登山道の岩の表面は総じて丸くつるつるになっていて、かなり多くの人がこの道を歩いたことが窺われます。知覧の特攻隊員には登山をする余裕はあったでしょうか。

この山に敬礼しつつ海の彼方に飛び去っていったという特効隊員たちに思いを馳せながら登るのには、暑いこの時期こそベストシーズンでしょう。標高1000mにも満たない山ですが存在感は圧倒的でした。

テンポよく頂上まで2時間程度で登りましたが、やはりガスの中です。祠にお参りしてパンをかじりながらガスが取れるのを待っていましたが、30分で断念。本格的に暑くなる前に下山することにしました。登りの人と擦れ違いながら、山肌にらせん状に付けられた登山道を下りていきます。汗だくになって下りてくると、涼しげなプールから子供達の歓声が響いてきました。

朝は中腹からガスがかかっています。
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頂上まで、海が見える場所は5合目と7合目の見晴らし所だけ。あとは樹林帯です。
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5合目展望所から長崎鼻。
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石がすり減っていてかなり滑ります。
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7合目付近。
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頂上手前に小さな鳥居と祠がありました。
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30分ほど待ちましたがガスが取れません。あきらめて下山です。
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7合目からの展望が良くなっていました。海がきれいです。屋久島までは見えませんでした。
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下りてきたら、あれっ山頂のガスが取れている。
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と思ったら、やはり山頂だけはすぐに雲に巻かれます。台風接近で綺麗には晴れてくれないようです。
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西郷隆盛も入浴したという、鰻温泉で汗を流して行きます。いいお湯でした。
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今日は水曜日。金曜の夜の福岡からの飛行機を予約していましたが、丸2日ほど余ってしまいました。
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2014.7.29 真夏の南九州徘徊(4) 移動

宮之浦岳から下りてきた日の夜は、平内海中温泉で知り合ったUさんが幕営しているという宮之浦のキャンプ場に行って、自分もテントを張ることにしました。空港で途中下車して、コインロッカーに預けていたスーツケースを回収していきます。

Uさんはひとりでキャンプしながら明日高速船で島に入る奥さんを待っているのだそう。夜は一緒に宮之浦の町で焼き肉を食べて栄養回復。島の芋焼酎「三岳」もなかなかの美味でした。

翌日、テントを撤収してUさんとはお別れです。コインランドリーで洗濯をしながら、次にどうするかを考えました。今回の旅は、主目的の宮之浦岳以降の予定はまったくの白紙です。いろいろ考えて、結局午後1時半のフェリーで鹿児島に戻ることにしました。

海上は晴れていますが山には厚い雲が掛かっています。いつの間にか台風が接近してきているとのことで、今後数日は屋久島での晴天は望めないようでした。


海辺のキャンプ場は日が昇ると、とんでもない暑さです。Uさん曰く、潜ると大きなウミガメがお出迎えしてくれるそうです。
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従来のフェリーは鹿児島まで3時間半かかります。
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定刻に出航です。山には厚い雲が掛かってきていました。
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Uさんの奥さんの乗る高速船とすれ違いました。
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夕方、鹿児島に着くとすぐに車を借りて、指宿を目指しました。明日天気が持つようならば、せっかくなので開聞岳にも登ってみることにしましょう。

(つづく)
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2014.7.28 真夏の南九州徘徊(3) 宮之浦岳~淀川登山口

この日も4時にスタート。途中、平石で45分ほど日の出を待ち、足下を露で濡らしながらさらに登って午前6時30分に宮之浦岳山頂に到着しました。

東側は太平洋、西側は東シナ海が広がります。遠くに種子島が見えて洋上には積乱雲が湧いています。なによりも天気が良くてラッキーでした。

このあと、淀川登山口まで下りて紀元杉バス停10時40分のバスに間に合うようならそれで終了にします。もしバスに間に合わないようなら、もう1日かけて尾之間歩道を海岸線まで歩いて全島縦走をすることにしました。

結局、コースタム4時間45分の区間を頑張って3時間半で歩いてバスに乗ることができたので、これで山旅は終了です。


平石で日の出を待ちます。
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散在する丸い巨岩と山肌を隠す緑色が特徴的です。岩のピークは翁岳。
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再び歩き出します。
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永田岳。
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朝露で腰から下がずぶ濡れになります。手前が宮之浦岳。
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6時半でした。
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左上に種子島も見えています。
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山頂にはそれほど長居せず下山を始めます。翁岳の下で最後に水を汲みました。
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しばらくして振り返るともう山頂に雲がかかり初めていました。このあと山頂付近にはどんどん雲が掛かっていったので、本当にギリギリのチャンスでした。
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花之江河まで飛ばして1時間半。
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さらに1時間で淀川小屋へ。あとは登山口まで40分、紀元杉バス停まで20分。 山頂から飛ばしても3時間半かかりました。
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紀元杉から安房までのバス代は940円です。安房のバス停近くにはモスバーガーなんかもありました。それではシャンプー石けんを買ってバスを乗り換え、お目当ての平内海中温泉を目指しますか。
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楠川バス停から紀元杉バス停まで、上から下に屋久島を半縦断。3日間で33kmの歩行でした。
s屋久島

(宮之浦岳登山はおしまい)
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2014.7.27 真夏の南九州徘徊(2) 白谷山荘~新高塚小屋

楠川歩道と荒川登山道が合流する楠川分かれからのトロッコ道は一番人の多い区間なので、荒川登山バスが着く前に通過しようと白谷山荘を4時過ぎに出発。真っ暗な山道を登って行きます。

辻峠手前の水場で水を汲んでから再び歩き出すとすぐに下りに入りました。峠を越えたのかと思ってさらに下っていくと、なんと来た道を白谷山荘に戻ってしまいました。暗闇での行動は気を付けないと・・・。

気を取り直して再スタート。今度はちゃんと辻峠を越えて楠川分かれを通過。静かなトロッコ道歩きを楽しんでいると、トレランの人が追い抜いていきました。何も屋久島にきてまでトレランしなくてもと思いましたが、楽しみ方は人それぞれですね。

縄文杉を眺めてから稜線に入り、やがて新高塚小屋に到着すると、さあどうしようと考え込んでしまいました。明日も晴天が見込まれるので急ぐ必要はなさそう。まだ11時ですが一番乗りということで、今日はここでテントを張らせてもらうことにしました。


真っ暗な山道で間違えてまた山荘まで戻って来てしまいました。1時間弱のロスです。
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まだ暑くなる前のトロッコ道を歩きます。トレランの人に追い越された以外は誰にも会いません。
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日が昇ってくると急に暑くなってきました。真夏の屋久島標高600m程度です。
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トロッコ道の終わり、大株歩道の入り口の水場。とても美味しい水が大量に出ています。頭からかぶって体温を下げました。
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ウィルソン株で下りの登山者とすれ違いました。切り株の中に祠があります。
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トレランの人以外には誰にも追いつかれずに、誰もいない縄文杉にやってきました。保護のため20mほど離れた展望所からしか見ることが出きず、今一つです。
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縄文杉でパンを食べていると一頭の屋久シカが寄ってきました。誰か何かあげてるような感じです。
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近年建て替えられたという高塚小屋はきれいです。
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気温が上がってきましたが、一登りで稜線です、入山してから初めて海が見えました。
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午前11時、誰もいない新高塚小屋に到着しました。
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夕方には大勢くるでしょうから、一番乗りでここにテントを張ってしまって昼寝とすることにしました、
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標高1500mの新高塚小屋は幾分涼しい感じです。それでも日向は暑いので、木陰で空を見ていました。夕方までにテントは11張に増え、小屋にも20人ほどが宿泊していました。
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明日をどうするかが悩みです。

(続く)
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