PIKANDA PART2
2010.12.25 月山 志津730m~姥沢下1000m付近まで

早朝から出かける積もりだったけれど、サンタのプレゼントの件で時間をとられ出発したのは7時ころ。
こんな時間からでは大して行動時間は取れないな、なんて思いながら雪で50km規制の山形道を走る。
仙台市内も降雪で道中ずっと雪道。志津に着いたのは9時半すぎだった。
ネイチャーセンターまで車で入れたものの工事の作業車で一杯で停めるところが無く、しかたなく志津の駐車帯まで戻る。駐車帯には他に車はなく、ひょっとして貸し切り?確かにこんな天気で来る人はいないだろう。
10:30 730m 志津からシールで出発。車道を歩く。4時には暗くなるだろうから遅くとも2時には引き返すつもりで行けるところまで。風はそれほど強くないけれど、雪はわさわさと降っている。
10:53 850m ネイチャーセンター分岐。ここから車道を離れて尾根に乗り上げる。いきなり深雪のラッセル開始。
↓こんなさもない斜面が登れない!

11:40 860m たったの30m登るのに50分も掛かっている。これは姥沢なんてとても無理みたい。
↓ラッセルラッセルラッセル・・・

ここからは尾根沿いに行く。わずかにアップダウンがある。尾根に乗ると風の影響で雪が締まっていて、少しラッセルから開放された。
↓板が重い。こういうところはやはりTLTのほうが有利かな。

12:10 870m 出発してから1時間40分経過。もうこれは姥沢すらたどり着けない。
帰りもラッセルになりそうなので、引き返すリミットは1時半とした。
↓貸し切りだと思ったら誰かのトレース発見。今日のものであることは間違いないけれど、こんなコンディションなのに物好きな・・・って自分もか。

トレースをありがたく使わせていただくことにした。そのおかげでスピードアップ。途中小さなスノーブリッジを渡っていたけれど、自分ならここは渡らないでもうちょっと尾根沿いを行くだろう。人によってルートの取り方はそれぞれだなあ、なんて思いながらもちゃっかりトレースを使っていく。

やがて上から2人が下りラッセルで下りてきた。挨拶して少し話をする。姥沢駐車場まで行ってきたとのこと。藪がまだ埋まり切っていなくて思ったより面白くなかった、とのこと。トレースのお礼を言って、もう少し先を目指す。
12:53 998m タイムリミットまであと30分、姥沢までまだ標高差で150m以上残していた。標高が少し上がっただけで地吹雪になっていて、もう気力減退。今日はここまでとすることにして、腰を下ろしてコーヒーを飲んでシールを剥がしてしまった。

13:12 998m 滑走開始・・・斜度のあるところ1カ所だけが唯一楽しめたところ、それもあっという間で後はまた延々と下りラッセル。気温はマイナス5℃以下なのにどうも雪が重い。標高のせいなのか、日本海に近いからなのか、今回の低気圧がそうなのか、どうもよくわからないけれど中々純粋にパウダーという感じにはならない。
下りも相当な労力で、途中でシールを付ける必要があった。極力ラッセルを避けるために、雪で埋もれそうなトレースを使って下りて行く。865ピーク付近で一時的に晴れ間が見えた。

とにかく雪が多くて重い。シールで下りているのでこれくらいの斜度でも簡単に止まってしまう。

電柱下の切り開きに出たらネイチャーセンター分岐は近い。

14:17 850m ネイチャーセンター分岐。たったこれだけの下りになんと1時間以上かかった。
14:34 730m 志津到着。すでに暗くなってきている。気温も下がってきて風も強くなり、また地吹雪となった。

月山、雪は多いです。でも少なくとも姥沢下の斜面については、今日はお勧めできる状況ではありませんでした。
こんな時間からでは大して行動時間は取れないな、なんて思いながら雪で50km規制の山形道を走る。
仙台市内も降雪で道中ずっと雪道。志津に着いたのは9時半すぎだった。
ネイチャーセンターまで車で入れたものの工事の作業車で一杯で停めるところが無く、しかたなく志津の駐車帯まで戻る。駐車帯には他に車はなく、ひょっとして貸し切り?確かにこんな天気で来る人はいないだろう。
10:30 730m 志津からシールで出発。車道を歩く。4時には暗くなるだろうから遅くとも2時には引き返すつもりで行けるところまで。風はそれほど強くないけれど、雪はわさわさと降っている。
10:53 850m ネイチャーセンター分岐。ここから車道を離れて尾根に乗り上げる。いきなり深雪のラッセル開始。
↓こんなさもない斜面が登れない!

11:40 860m たったの30m登るのに50分も掛かっている。これは姥沢なんてとても無理みたい。
↓ラッセルラッセルラッセル・・・

ここからは尾根沿いに行く。わずかにアップダウンがある。尾根に乗ると風の影響で雪が締まっていて、少しラッセルから開放された。
↓板が重い。こういうところはやはりTLTのほうが有利かな。

12:10 870m 出発してから1時間40分経過。もうこれは姥沢すらたどり着けない。
帰りもラッセルになりそうなので、引き返すリミットは1時半とした。
↓貸し切りだと思ったら誰かのトレース発見。今日のものであることは間違いないけれど、こんなコンディションなのに物好きな・・・って自分もか。

トレースをありがたく使わせていただくことにした。そのおかげでスピードアップ。途中小さなスノーブリッジを渡っていたけれど、自分ならここは渡らないでもうちょっと尾根沿いを行くだろう。人によってルートの取り方はそれぞれだなあ、なんて思いながらもちゃっかりトレースを使っていく。

やがて上から2人が下りラッセルで下りてきた。挨拶して少し話をする。姥沢駐車場まで行ってきたとのこと。藪がまだ埋まり切っていなくて思ったより面白くなかった、とのこと。トレースのお礼を言って、もう少し先を目指す。
12:53 998m タイムリミットまであと30分、姥沢までまだ標高差で150m以上残していた。標高が少し上がっただけで地吹雪になっていて、もう気力減退。今日はここまでとすることにして、腰を下ろしてコーヒーを飲んでシールを剥がしてしまった。

13:12 998m 滑走開始・・・斜度のあるところ1カ所だけが唯一楽しめたところ、それもあっという間で後はまた延々と下りラッセル。気温はマイナス5℃以下なのにどうも雪が重い。標高のせいなのか、日本海に近いからなのか、今回の低気圧がそうなのか、どうもよくわからないけれど中々純粋にパウダーという感じにはならない。
下りも相当な労力で、途中でシールを付ける必要があった。極力ラッセルを避けるために、雪で埋もれそうなトレースを使って下りて行く。865ピーク付近で一時的に晴れ間が見えた。

とにかく雪が多くて重い。シールで下りているのでこれくらいの斜度でも簡単に止まってしまう。

電柱下の切り開きに出たらネイチャーセンター分岐は近い。

14:17 850m ネイチャーセンター分岐。たったこれだけの下りになんと1時間以上かかった。
14:34 730m 志津到着。すでに暗くなってきている。気温も下がってきて風も強くなり、また地吹雪となった。

月山、雪は多いです。でも少なくとも姥沢下の斜面については、今日はお勧めできる状況ではありませんでした。
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