PIKANDA SEASON 2
2011.1.25 Snowpulse エアバッグ 導入経過(4) バルブの移植の完了
今日は業者さんから連絡が入りました。
スノーパルスのヨーロッパ仕様シリンダーから取り外したバルブを、新しいシリンダーに移植する作業が終了して、すでに空気を充てんして発送した、との報告でした。

スノーパルスのヨーロッパ仕様シリンダーから取り外したバルブを、新しいシリンダーに移植する作業が終了して、すでに空気を充てんして発送した、との報告でした。

送ってもらった写真には、KHK刻印されたシリンダーに、新しく作製してもらったアダプターを介してはまっているスノーパルスのバルブ部分が写っていました。
ザックに収まるようにアダプターをギリギリ短くするという注文をしたのですが、写真の通り、完璧に期待に答えていただいたようです。
圧力計の目盛はすでに空気が充てんされていることを示しています。150リットルのエアバッグの作動には75リットルの空気があればよいので、この400mlのシリンダーでは180barくらいなのですが、最初ということで低めに120barで充填したとのことでした。
さあ、あとは到着を待つばかり。次はテストの様子をお伝えできるといいのですが。
ザックに収まるようにアダプターをギリギリ短くするという注文をしたのですが、写真の通り、完璧に期待に答えていただいたようです。
圧力計の目盛はすでに空気が充てんされていることを示しています。150リットルのエアバッグの作動には75リットルの空気があればよいので、この400mlのシリンダーでは180barくらいなのですが、最初ということで低めに120barで充填したとのことでした。
さあ、あとは到着を待つばかり。次はテストの様子をお伝えできるといいのですが。
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Comment
2011.01.25 Tue 22:21 | PIKANDA #-
こんばんは。いよいよ出来たみたいです。
現物を手にしないとなんとも言えませんけれど。
テストを、実地でやるかどうかを悩んでいます。あっ、雪崩に巻きこまれに行くという意味ではありません。(^^)
現物を手にしないとなんとも言えませんけれど。
テストを、実地でやるかどうかを悩んでいます。あっ、雪崩に巻きこまれに行くという意味ではありません。(^^)
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えっ? 自分で雪崩を起こして巻き込まれてみるんじゃないんですかあ?
昔、ラフトとかで川下りをやっていた頃、stopper wave(滝壺などにできる返し波)に巻き込まれてみて、そこから脱出する訓練 というのをやっていたのを思い出しました。
あれは、浮くと返し波で滝壺に引き戻されてしまうので、ライフジャケットをナイフで切って脱ぎ、自分から潜って底のほうの下流へ向かう流れに乗る というものでした。雪崩エアバッグとは真逆ですね。
昔、ラフトとかで川下りをやっていた頃、stopper wave(滝壺などにできる返し波)に巻き込まれてみて、そこから脱出する訓練 というのをやっていたのを思い出しました。
あれは、浮くと返し波で滝壺に引き戻されてしまうので、ライフジャケットをナイフで切って脱ぎ、自分から潜って底のほうの下流へ向かう流れに乗る というものでした。雪崩エアバッグとは真逆ですね。
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2011.01.26 Wed 00:50 | PIKANDA #-
えむとらさん、こんばんは。苗場の記事みましたよ~。上越国境はすごい雪ですねえ。
そういえば去年もこの時期、この話題でしたね(笑)。えむとらさんが100%掘り出してくれるんだったら、雪崩に巻き込まれるテストするのも構わないですよ。あっ、でもわかららないふりしてゾンデで突っつきまくらないでくださいよ~。
そういえば去年もこの時期、この話題でしたね(笑)。えむとらさんが100%掘り出してくれるんだったら、雪崩に巻き込まれるテストするのも構わないですよ。あっ、でもわかららないふりしてゾンデで突っつきまくらないでくださいよ~。
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2011.01.26 Wed 12:49 | えむとら #qbIq4rIg
いやいや、「埋まらない前提」ということで、ただの傍観者になります(笑)。
航空機用の奴を雪崩対策に使えないか?という話題もどっかにありましたが、あれも保安基準で機外では使えないんですかね。まあ、どっちにしろザックと干渉するとは思うけど。
航空機用の奴を雪崩対策に使えないか?という話題もどっかにありましたが、あれも保安基準で機外では使えないんですかね。まあ、どっちにしろザックと干渉するとは思うけど。
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2011.01.26 Wed 17:53 | 横沈 #SFo5/nok
はじめまして、北海道より雪崩エアバッグ検索でお邪魔しました。
すばらしいですね、ココまで来るのに大変な苦労があったでしょう。
実用まであと少し、がんばってください!!
実は私も数年前から全く同じように苦労と失敗試行錯誤を繰り返してまして、メーカーは違うものですが近日中に実用出来るかどうかという状況にあります。
次回のレポート楽しみにしております。
すばらしいですね、ココまで来るのに大変な苦労があったでしょう。
実用まであと少し、がんばってください!!
実は私も数年前から全く同じように苦労と失敗試行錯誤を繰り返してまして、メーカーは違うものですが近日中に実用出来るかどうかという状況にあります。
次回のレポート楽しみにしております。
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2011.01.26 Wed 20:23 | PIKANDA #-
横沈さん初めまして。コメント有り難うございました。
とりあえずザックに収まるかどうか確認してみないとなんとも言えませんが、なんとかなりそうな気配です。
こういう苦労、国産のものがあれば必要ないですよねえ。
実は長野のスキーヤーさんが雪崩エアバッグの開発を試みられていて、製品化できるかどうか、というところまでいっているようです。ご本人の了解を得た上で、近いうちにそこのところを書きたいと思いますのでご期待くださいね~。
それではまた、よろしくお願いいたします。
とりあえずザックに収まるかどうか確認してみないとなんとも言えませんが、なんとかなりそうな気配です。
こういう苦労、国産のものがあれば必要ないですよねえ。
実は長野のスキーヤーさんが雪崩エアバッグの開発を試みられていて、製品化できるかどうか、というところまでいっているようです。ご本人の了解を得た上で、近いうちにそこのところを書きたいと思いますのでご期待くださいね~。
それではまた、よろしくお願いいたします。
Re: タイトルなし [URL] [Edit]
2011.01.26 Wed 20:27 | PIKANDA #-
>>えむとらさん。
飛行機に詳しい人に聞いてみたところ、あれもそれなりの容積があるので、雪崩用としても実用的なのではないか、との事でした。膨らましたままだとドアにつっかえて脱出できないんだそうで。
とにかく浮力がつけば何でもいいんですけれど・・・我々としては。
飛行機に詳しい人に聞いてみたところ、あれもそれなりの容積があるので、雪崩用としても実用的なのではないか、との事でした。膨らましたままだとドアにつっかえて脱出できないんだそうで。
とにかく浮力がつけば何でもいいんですけれど・・・我々としては。
Re: タイトルなし [URL] [Edit]
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