PIKANDA PART2
2008.6.1 鳥海山 心字雪渓

天気予報とにらめっこ.いろいろ考えて,鳥海・心字雪渓に行ってみることにした.ただこの時期,心字雪渓にたどり着くには除雪されていない車道と,八丁坂の夏道を歩かないと行けない.
①4:10 1078m 駐車点から出発.湯の台口の駐車場からヘアピンで数えて5個下までは車で入れた.上部のヘアピン3個分はショートカットして雪の上を直登そして帰りも滑降可能だった.
他には山菜とりの1台だけ.空は明るい.雨雲は東に抜けたようだ.

②4:30 1203m 車道終点.登山口から夏道の石畳に入る.ガスが取れて山頂(外輪)が見える.

③4:50 1278m まっすぐ行けば滝の小屋だけど,荒木川の雪渓が夏道と交わる地点で雪渓に乗る.通常雪渓上端は上と繋がっていないらしい。時間も早いので確認のために直登してみる.

④5:15 1515m 上部で藪に阻まれてしまう。10m程漕いで上を観察したけれどぜんぜん駄目.つながっていない.やっぱり八丁坂行くしかない.さっきまで晴れていたのに,急にガスが出てきた.

⑤6:15 1360m ガスが濃く,スキーで滝の小屋上まで滑ってからしばらく行動中止.雨も降ってきた.モチベーションは急速に低下.とりあえず雪渓端から夏道入り口を探して標高差300m程の溝状の岩道をプラ靴で登る.

⑥7:43 1545m 霧雨と風でずぶぬれになりつつも天気の回復を信じてなんとか河原宿へ到着.小屋は板戸が釘で打ち付けてあり,全く入れない.風も収まってきたのでとりあえずここで朝食とする.

少し食べたら,ちょっと元気が出てきた.この先は雪道.まだ視界は悪いけどもう少し行ってみる.
8:07 1545m 河原宿出発.手前の斜面だけ亀裂が入っていて注意が必要.
⑦8:40 1712m 斜面左側の草つきを目印に登っていく.だんだん明るくなって時々ガスが切れて上がみえる.

⑧外輪山稜線下の岩峰が見えてきた.ガスが出ているので外輪のピーク群に登るのはあきらめた.
9:34 1932m 伏拝岳まで標高差100m程のところで雪が途切れた.ここまでで十分か.

ガスは相変わらずだけど,雪渓右端の草付きからあまり離れなければ大丈夫.最下部の1カ所以外に亀裂がないことは確認してきたので,レッツゴー.

なんとすばらしいザラメ雪.雪面もクリアー.スプーンカットも縦溝もない.
⑨9:48 1728m 快適に飛ばしていたら,今日初めて他のスキーヤーが登ってきてこちらに手招きしている.こんちわ.聞くところによると、向こうの雪渓に乗れば八丁坂の下りをパスして車道に出られるという.

濃いガスが沸いてきて,視界が効かなくなってきた.教えてもらったルートが見えなくなってしまったので、来た道を戻ることにする。そのまま素直に河原宿から八丁坂を降りることにした.
10:45 1545m 河原宿.スキーを担いでのろのろと出発.板と靴をなるべく傷めないようにそろそろと降りていく。
11:53 1280m 滝の小屋.この時間になるとガスがかかっているのは外輪付近だけになった.新緑を楽しみながら,石畳を駐車場に向かって降りていく.小屋前の雪渓もちょっと登って楽しむ.

12:52 1082m 駐車地点.いつの間にか,ずらっと車列が出来ていた.ただし,ほとんどが地元庄内ナンバー.山菜採りの様子.

今日出会った山スキーヤーは結局,あのおっちゃん1人と小屋そばの雪渓で遊んでいた5-6人のグループだけ.心字雪渓滑る為にスキー担いで八丁坂登り降りするのは,ある意味クレイジーなコトなのかも知れない.
裾野からみた鳥海山はなんとも優雅で大きな山容をしていた.

①4:10 1078m 駐車点から出発.湯の台口の駐車場からヘアピンで数えて5個下までは車で入れた.上部のヘアピン3個分はショートカットして雪の上を直登そして帰りも滑降可能だった.
他には山菜とりの1台だけ.空は明るい.雨雲は東に抜けたようだ.

②4:30 1203m 車道終点.登山口から夏道の石畳に入る.ガスが取れて山頂(外輪)が見える.

③4:50 1278m まっすぐ行けば滝の小屋だけど,荒木川の雪渓が夏道と交わる地点で雪渓に乗る.通常雪渓上端は上と繋がっていないらしい。時間も早いので確認のために直登してみる.

④5:15 1515m 上部で藪に阻まれてしまう。10m程漕いで上を観察したけれどぜんぜん駄目.つながっていない.やっぱり八丁坂行くしかない.さっきまで晴れていたのに,急にガスが出てきた.

⑤6:15 1360m ガスが濃く,スキーで滝の小屋上まで滑ってからしばらく行動中止.雨も降ってきた.モチベーションは急速に低下.とりあえず雪渓端から夏道入り口を探して標高差300m程の溝状の岩道をプラ靴で登る.

⑥7:43 1545m 霧雨と風でずぶぬれになりつつも天気の回復を信じてなんとか河原宿へ到着.小屋は板戸が釘で打ち付けてあり,全く入れない.風も収まってきたのでとりあえずここで朝食とする.

少し食べたら,ちょっと元気が出てきた.この先は雪道.まだ視界は悪いけどもう少し行ってみる.
8:07 1545m 河原宿出発.手前の斜面だけ亀裂が入っていて注意が必要.
⑦8:40 1712m 斜面左側の草つきを目印に登っていく.だんだん明るくなって時々ガスが切れて上がみえる.

⑧外輪山稜線下の岩峰が見えてきた.ガスが出ているので外輪のピーク群に登るのはあきらめた.
9:34 1932m 伏拝岳まで標高差100m程のところで雪が途切れた.ここまでで十分か.

ガスは相変わらずだけど,雪渓右端の草付きからあまり離れなければ大丈夫.最下部の1カ所以外に亀裂がないことは確認してきたので,レッツゴー.

なんとすばらしいザラメ雪.雪面もクリアー.スプーンカットも縦溝もない.
⑨9:48 1728m 快適に飛ばしていたら,今日初めて他のスキーヤーが登ってきてこちらに手招きしている.こんちわ.聞くところによると、向こうの雪渓に乗れば八丁坂の下りをパスして車道に出られるという.

濃いガスが沸いてきて,視界が効かなくなってきた.教えてもらったルートが見えなくなってしまったので、来た道を戻ることにする。そのまま素直に河原宿から八丁坂を降りることにした.
10:45 1545m 河原宿.スキーを担いでのろのろと出発.板と靴をなるべく傷めないようにそろそろと降りていく。
11:53 1280m 滝の小屋.この時間になるとガスがかかっているのは外輪付近だけになった.新緑を楽しみながら,石畳を駐車場に向かって降りていく.小屋前の雪渓もちょっと登って楽しむ.

12:52 1082m 駐車地点.いつの間にか,ずらっと車列が出来ていた.ただし,ほとんどが地元庄内ナンバー.山菜採りの様子.

今日出会った山スキーヤーは結局,あのおっちゃん1人と小屋そばの雪渓で遊んでいた5-6人のグループだけ.心字雪渓滑る為にスキー担いで八丁坂登り降りするのは,ある意味クレイジーなコトなのかも知れない.
裾野からみた鳥海山はなんとも優雅で大きな山容をしていた.

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Comment
2008.06.21 Sat 20:39 | PIKANDA #-
右の雪渓はマタフリ沢というのですね.わかりました.駐車場右手からも登れそうには見えたのですが...来シーズンもう少し研究してみることにします.
本日は百宅口から唐獅子小屋まで板も靴もハイクアップして外輪からの残雪を楽しんできました.
また色々とご教示ください.有り難うございました.
本日は百宅口から唐獅子小屋まで板も靴もハイクアップして外輪からの残雪を楽しんできました.
また色々とご教示ください.有り難うございました.
シッポさん,ありがとうございました [URL] [Edit]
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