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2011.12.10 八甲田藪スキー 初滑り(2) (仙人岱ヒュッテの夜)

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日が暮れると気温もひどく下がってきた。小屋の真ん中に2つ置いてあるストーブの左側のを1つ使わせてもらっていたが、なかなか暖まらない。午後6時ころ、真暗くなった小屋の中で暖かい夕食をとって、とりあえず一息つく。こんな日に限って寝酒用のアルコールを忘れてきたことに気付いてがっかり。仕方なく3段ある板の間の一番下にマットとシュラフを引いて、ラジオを聞きながら寝る体勢に入ったけれど、しばらくすると寒さで震えが来てとても寝ていられなくなった。ストーブを焚いているのに、枕元に置いた自分の温度計はマイナス2℃を指している。

それにしても、昨シーズンは雷鳥沢でマイナス10℃のツエルト泊にも余裕で耐えられたのに、今年はマイナス2℃の小屋泊が耐えられないとはどういうことなんだろう。汗で濡れた下着を着替えずにそのままで乾かそうとしたのが悪かったのか、灯油を持つためにダウンの量を減らしたことが予想外に響いたのか・・・。いずれにしてもこのままでは一晩中起きていないといけない事態だ。

自分が運んだ分以上の灯油は使いたくないから火力は上げたくないし、小屋の中でテントを張るのもこの綺麗な仙人岱では憚られるし、どうしたものかと思案してしまう。青森県内の幾つかの山岳会の私物で半分占拠されている最上段をぼんやりと眺めていたが、下段よりはいくらかマシかも、と試しにハシゴを登ってみる。

上部の空気は灯油の臭いが結構鼻につくものの明らかに暖かく感じる。最初から上にすれば良かったと思いながらも早速シュラフを最上段に持ち上げて横になる。枕元の温度はプラス3℃で下段と5度も違っており、これで朝までぐっすりだった。一晩中、換気もせずにストーブを点けっぱなしで、4時半に起きるころには枕元で7℃まで上がっており、少し暑く感じたくらいであった。灯油も自分が持ち上げた範囲内で収まり、目盛1つ分くらいおまけに残してくることが出来た。

朝食を軽くとってストーブを消して一晩お世話になった小屋の床を掃く。7時少し前、身支度して外の扉を開くと辺り一面、濃いガスに包まれて時折雪煙が舞う吹雪模様であった。
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前方は大岳と小岳のコル方向。ガスで何も見えない。
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下山 仙人岱~地獄湯ノ沢~酸ヶ湯
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