PIKANDA SEASON 2
2012.1.3 八甲田 ゲートで遭難・谷地温泉

昨夜は買い出しの後、城ヶ倉から大きく前嶽の北を迂回して、猛烈な吹雪の中を谷地温泉を目指した。ところが18時20分、谷地温泉まで残り8kmほどの八甲田温泉前ゲートに差し掛かると、なんとゲートはすでに閉まっている。事前のリサーチ不足でこのゲートが城ヶ倉や雲谷のゲートより早く18時で閉じられてしまう事を知らなかったのだった。慌てて管理事務所に電話してみるも、安全確保を理由に開けては貰えなかった。
こうなると一旦青森市まで下って、七戸、十和田市を経由して大きく迂回しないといけない。到着後の豪華な夕食を支えに、凍る道路を120km近く迂回してようやく吹雪の中の谷地温泉に着いたのは21時半であった。電話で遅くなることは伝えてあったが、もう21時を過ぎると自炊場は使ってはいけないという。それならそれで電話した時に教えてくれたらいいのにと逆恨みしてしまいそうになるが、全ては自分の責任であった。
手元に残っている行動食やなにやらを3人で出し合って食べて、ビールを流し込んでお腹を膨らませる。買ってきた大量の食材は車の中で冷やしておくことにして、あとは風呂に入って早々に就寝。
翌1月3日は朝から吹雪模様でとても山には入れそうもない。6時半から自炊場を使ってもよいと言うことなので、朝から鍋、昼は肉を焼いて部屋で食べる。その合間に森の中でのスキーという感じであった。
9:21 785mm、吹雪の中を運転して来てくれたMachiさんと合流し、一応の登山届けを書いて出発。この荒れ模様では林の中でしか遊べないであろうけれど、とりあえず974ピークまで登って様子を見ることになった。


昨日とは違って一晩のうちに軽い新雪がたくさん降り積もっていた。林の中は穏やかで時折明かりが差し込んだりしていた。



10:04 963m Machiさんに全部ラッセルしてもらってしまった。40分ほどで標高差180m。気温マイナス5℃。974ピークの先の高田大岳の斜面は風がうなりを上げていて全く視界も効かない。登って来たこの斜面で数本滑るだけということになった。
ピーク付近で風を避けてシールを剥がして準備する。



昨日が今日だったらよかったのになんて訳のわからない事を考えてしまう。思い思いに、パウダースノーにリフレッシュされたブナの林を滑り降りた。




結局、標高800mから900mの間を登り直して計3回のツリーラン。

11:17 2時間ばかり遊んで相変わらず吹雪の谷地温泉に帰着。

八甲田で吹雪かれたらこの斜面で遊んで温泉でのんびりするというのも良いかも。
こうなると一旦青森市まで下って、七戸、十和田市を経由して大きく迂回しないといけない。到着後の豪華な夕食を支えに、凍る道路を120km近く迂回してようやく吹雪の中の谷地温泉に着いたのは21時半であった。電話で遅くなることは伝えてあったが、もう21時を過ぎると自炊場は使ってはいけないという。それならそれで電話した時に教えてくれたらいいのにと逆恨みしてしまいそうになるが、全ては自分の責任であった。
手元に残っている行動食やなにやらを3人で出し合って食べて、ビールを流し込んでお腹を膨らませる。買ってきた大量の食材は車の中で冷やしておくことにして、あとは風呂に入って早々に就寝。
翌1月3日は朝から吹雪模様でとても山には入れそうもない。6時半から自炊場を使ってもよいと言うことなので、朝から鍋、昼は肉を焼いて部屋で食べる。その合間に森の中でのスキーという感じであった。
9:21 785mm、吹雪の中を運転して来てくれたMachiさんと合流し、一応の登山届けを書いて出発。この荒れ模様では林の中でしか遊べないであろうけれど、とりあえず974ピークまで登って様子を見ることになった。


昨日とは違って一晩のうちに軽い新雪がたくさん降り積もっていた。林の中は穏やかで時折明かりが差し込んだりしていた。



10:04 963m Machiさんに全部ラッセルしてもらってしまった。40分ほどで標高差180m。気温マイナス5℃。974ピークの先の高田大岳の斜面は風がうなりを上げていて全く視界も効かない。登って来たこの斜面で数本滑るだけということになった。
ピーク付近で風を避けてシールを剥がして準備する。



昨日が今日だったらよかったのになんて訳のわからない事を考えてしまう。思い思いに、パウダースノーにリフレッシュされたブナの林を滑り降りた。




結局、標高800mから900mの間を登り直して計3回のツリーラン。

11:17 2時間ばかり遊んで相変わらず吹雪の谷地温泉に帰着。

八甲田で吹雪かれたらこの斜面で遊んで温泉でのんびりするというのも良いかも。
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