PIKANDA SEASON 2
2012.4.8 蓮華温泉ツアー (2) 蓮華温泉~天狗の庭直下~蓮華温泉~木地屋

夕食の後は再び風呂に入り、消灯より1時間早い午後8時には眠りに落ちていた。目が覚めたのは翌朝4時過ぎ。出来るだけ早い時間に白馬大池まで登り返したかったので出発は朝6時前としていた。
前の晩に用意してもらっていた弁当を出発前に食堂で食べていると、親切な宿の方が味噌汁を出してくれた。感激しながらそれを飲み干して、予定通り6時少し前に出発。
5:54 1432m 表戸を引いて明るい外に出ると、正面に丸倉山と奥に黒負山。

稜線から陽の光が差してきた。

前日までのトレースは一切無く、いきなりラッセルを強いられる。3人で交代でルートを延ばしていった。

冬毛をまとったうさぎが目の前を駆け出してあっという間に消えていく。

結構な傾斜の斜面を登っていく。

振り返ると日本海が見えるようになっていた。

まだまだ続く登り。

8:30 1985m 天狗の庭付近。雪は最高の状態。これ以上時間が経つと腐ってくるであろう・・・何だかもったいない感じがする。ここまで標高差500mを2時間40分掛かっていて、小蓮華の稜線までは550m。金山沢に入るのは昼になりそうだし、そんな時間に滑ってもリスクが大きいだけで楽しくもないであろう。
「登って来た斜面を滑って蓮華温泉に戻り、木地屋に降りる。」という提案にみんな一も二もなく賛成であった。

とりあえず穴でも掘ってみる。この数日で降り積もった70cmの雪の下に15cmほどの氷板。その氷板と新しい雪との結合はまあまあだったけれど、その下にもう一枚氷化した斜面があり、その上のザラザラとした結晶がこぼれて隙間に手が簡単に入っていく。

一応掘って見た結果はお知らせして、あまり斜面に負荷を掛けないような滑りをお願いした。

昨日に引き続いてみんなで4月のパウダーを滑る。



右下に蓮華温泉の建物を見て、日本海の海岸線を正面に見て滑る。

9:22 1485m 最後の急な沢をこなして蓮華温泉に帰還。この頃には雪もあっという間に重たくなってしまった。

またもや親切な宿の方のご厚意にて清掃時間だったお風呂を使わせて頂いた。天狗の庭から滑ってきたのは今シーズン我々が初めてだと聞いて、大いに喜んだのであった。
11:00 蓮華温泉でタクシーを手配して木地屋に降り始める。昨日通ってきた橋をわたる。

強い春の日差しと照り返しを受けて汗が噴き出す。

途中で振り返ると雪倉の白い山肌が丸見えであった。2泊しないとなかなか行くことが出来ない憧れの山。

その雪倉の隣の山肌に我々の滑ってきた痕跡がしっかり残っていた。


木地屋への道は先行する30人以上の泊まり客のトレースのおかげでかなり楽が出来たものの、それでも4時間の道のりであった。

前の晩に用意してもらっていた弁当を出発前に食堂で食べていると、親切な宿の方が味噌汁を出してくれた。感激しながらそれを飲み干して、予定通り6時少し前に出発。
5:54 1432m 表戸を引いて明るい外に出ると、正面に丸倉山と奥に黒負山。

稜線から陽の光が差してきた。

前日までのトレースは一切無く、いきなりラッセルを強いられる。3人で交代でルートを延ばしていった。

冬毛をまとったうさぎが目の前を駆け出してあっという間に消えていく。

結構な傾斜の斜面を登っていく。

振り返ると日本海が見えるようになっていた。

まだまだ続く登り。

8:30 1985m 天狗の庭付近。雪は最高の状態。これ以上時間が経つと腐ってくるであろう・・・何だかもったいない感じがする。ここまで標高差500mを2時間40分掛かっていて、小蓮華の稜線までは550m。金山沢に入るのは昼になりそうだし、そんな時間に滑ってもリスクが大きいだけで楽しくもないであろう。
「登って来た斜面を滑って蓮華温泉に戻り、木地屋に降りる。」という提案にみんな一も二もなく賛成であった。

とりあえず穴でも掘ってみる。この数日で降り積もった70cmの雪の下に15cmほどの氷板。その氷板と新しい雪との結合はまあまあだったけれど、その下にもう一枚氷化した斜面があり、その上のザラザラとした結晶がこぼれて隙間に手が簡単に入っていく。

一応掘って見た結果はお知らせして、あまり斜面に負荷を掛けないような滑りをお願いした。

昨日に引き続いてみんなで4月のパウダーを滑る。



右下に蓮華温泉の建物を見て、日本海の海岸線を正面に見て滑る。

9:22 1485m 最後の急な沢をこなして蓮華温泉に帰還。この頃には雪もあっという間に重たくなってしまった。

またもや親切な宿の方のご厚意にて清掃時間だったお風呂を使わせて頂いた。天狗の庭から滑ってきたのは今シーズン我々が初めてだと聞いて、大いに喜んだのであった。
11:00 蓮華温泉でタクシーを手配して木地屋に降り始める。昨日通ってきた橋をわたる。

強い春の日差しと照り返しを受けて汗が噴き出す。

途中で振り返ると雪倉の白い山肌が丸見えであった。2泊しないとなかなか行くことが出来ない憧れの山。

その雪倉の隣の山肌に我々の滑ってきた痕跡がしっかり残っていた。


木地屋への道は先行する30人以上の泊まり客のトレースのおかげでかなり楽が出来たものの、それでも4時間の道のりであった。

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