PIKANDA SEASON 2
2012.5.26 飯豊 石転び出合まで

今年は車道の開通が遅れていて、飯豊山荘まで4.5kmの車道歩きが待っていることは現地で初めて知った。計画では石転ビ出合にテントを張って2日間で門内沢とホン石転ビ沢を滑る予定。スキーをザックに付けると20kgオーバーの荷物。これを背負って兼用靴で「婆マクレ」と呼ばれている崖道を歩くことさえ嫌なのに、車道を余計に1時間以上歩くことになるのはゲンナリだった。思えばこの時点で門内沢のみの日帰りに切り替えて荷物を軽くしたほうが精神的に楽だったかも知れない。
とりあえず計画遂行と、朝6時過ぎに川入のゲート前からスタート。すでに何人か先行している。

果てしなく続く車道は少しアップダウンがある。以前早い時期に自転車を使ったら結構楽だったのに、飯豊山荘まで車で入れると思っていたので今日は持ってきていない。

雪で屋根が壊れた飯豊山荘の前を過ぎて橋を渡り、温身平へ向かう。

ブナの新緑と残雪のコントラストが美しい温身平。

最終堰堤。ここまですでに8kmを2時間で歩いて来ている。

下部の雪渓はこんな感じなので夏道の崖を歩く。

今日は荷物を少しでも軽くしたくて兼用靴のまま。木の枝にスキーを引っかけたり、重いザックに振られたりして滑落しないように相当に気を遣う。

身も心も少しずつヘロヘロになっていく。

仙台の山岳会に道を譲り、滝沢出合の少し手前から雪渓に乗った。100mほど歩いて雪渓の段差を越えてからシール装着。

正面に梶川出合。雪面はきれいだけれどなんだか不気味。ここを少し左上にカーブしていく。

最終堰堤から約4km。ようやく石転ビの出合が見えてきたけれど、どういうわけかこのあたりから体力が急降下。頭痛もしてきた。

出合では先ほどの山岳会が休憩中。石転ビ沢に登っていった。

正面、門内沢。

左、石転ビ沢。

10:45 門内沢に少し入った左手の台地にテントを張って寝袋を出してとりあえず横になる。なんだか普通ではない疲れようで、頭痛のうえに吐き気までしてきた。

先行した人はそろそろ上から滑ってきたようでエッジの音がするけれど、テントの外を見る気力もなし。そのまま13時半まで横になっていた。頭痛と吐き気は良くなったけれどメンタルはもうダメダメ。
楽しいはずの一人静かなテント泊もこうなると辛くなってくる。門内沢はまた今度ということにして今日中に山を下りることにした。14時過ぎ、撤収完了してスキーで下り始める。雪渓末端まで10分ほど。そのあとはまた重い荷物を担いで崖道を帰る。歩いてきた分、歩いて帰らなくてはいけない。何しに来たんだかとがっかりしてしまうけれど、写真を撮る気力もなく、石転ビ出合から川入のゲートまで12kmを4時間かけて戻った。
出かける時はやる気満々だったのに、体力不足と体調不良で途中で気力まで減退。ここまでひどいのは珍しいけれど、気分的にはそろそろシーズン終了なのかも。
とりあえず計画遂行と、朝6時過ぎに川入のゲート前からスタート。すでに何人か先行している。

果てしなく続く車道は少しアップダウンがある。以前早い時期に自転車を使ったら結構楽だったのに、飯豊山荘まで車で入れると思っていたので今日は持ってきていない。

雪で屋根が壊れた飯豊山荘の前を過ぎて橋を渡り、温身平へ向かう。

ブナの新緑と残雪のコントラストが美しい温身平。

最終堰堤。ここまですでに8kmを2時間で歩いて来ている。

下部の雪渓はこんな感じなので夏道の崖を歩く。

今日は荷物を少しでも軽くしたくて兼用靴のまま。木の枝にスキーを引っかけたり、重いザックに振られたりして滑落しないように相当に気を遣う。

身も心も少しずつヘロヘロになっていく。

仙台の山岳会に道を譲り、滝沢出合の少し手前から雪渓に乗った。100mほど歩いて雪渓の段差を越えてからシール装着。

正面に梶川出合。雪面はきれいだけれどなんだか不気味。ここを少し左上にカーブしていく。

最終堰堤から約4km。ようやく石転ビの出合が見えてきたけれど、どういうわけかこのあたりから体力が急降下。頭痛もしてきた。

出合では先ほどの山岳会が休憩中。石転ビ沢に登っていった。

正面、門内沢。

左、石転ビ沢。

10:45 門内沢に少し入った左手の台地にテントを張って寝袋を出してとりあえず横になる。なんだか普通ではない疲れようで、頭痛のうえに吐き気までしてきた。

先行した人はそろそろ上から滑ってきたようでエッジの音がするけれど、テントの外を見る気力もなし。そのまま13時半まで横になっていた。頭痛と吐き気は良くなったけれどメンタルはもうダメダメ。
楽しいはずの一人静かなテント泊もこうなると辛くなってくる。門内沢はまた今度ということにして今日中に山を下りることにした。14時過ぎ、撤収完了してスキーで下り始める。雪渓末端まで10分ほど。そのあとはまた重い荷物を担いで崖道を帰る。歩いてきた分、歩いて帰らなくてはいけない。何しに来たんだかとがっかりしてしまうけれど、写真を撮る気力もなく、石転ビ出合から川入のゲートまで12kmを4時間かけて戻った。
出かける時はやる気満々だったのに、体力不足と体調不良で途中で気力まで減退。ここまでひどいのは珍しいけれど、気分的にはそろそろシーズン終了なのかも。
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Comment
2012.05.27 Sun 21:31 | PIKANDA #-
>>えむとらさん
こんばんは。天候が良かっただけにちょっと残念でした。
雪渓に降りたあたりから次第に調子がおかしくなっちゃいました。朝から食事もとらないままにずっと登っていて、その上荷物の割にはペースを上げすぎたみたいです。シャリバテみたいな状態?体力が切れるとメンタルも切れちゃうんですね。未熟でした・・・。
こんばんは。天候が良かっただけにちょっと残念でした。
雪渓に降りたあたりから次第に調子がおかしくなっちゃいました。朝から食事もとらないままにずっと登っていて、その上荷物の割にはペースを上げすぎたみたいです。シャリバテみたいな状態?体力が切れるとメンタルも切れちゃうんですね。未熟でした・・・。
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