PIKANDA SEASON 2
2013.1.14 秋田駒ヶ岳

![13011412[1]](https://blog-imgs-42-origin.fc2.com/p/i/k/pikanda/20130115011104bd3s.png)
南岸低気圧が発達しながら接近中とのことで、以前から予定していたダブルNくんとの山行は温泉旅行になるかと思われた。車内で八幡平の温泉と乳頭温泉のどちらに行きたいか、なんて話をしたりしてモードはほとんど温泉。そんな調子で盛岡まで来てみると、なんと岩手山から秋田駒まで高曇りの空の下でくっきりと見えている。
午前中はなんとか持ちそうな予感。田沢湖スキー場のリフトを利用して速攻での秋田駒周回を狙うことにした。

10:05 1175m いつの間にかリフト券は1回券400円に値上がりしていた。ゲレンデトップまで3回分が必要。田沢湖を見下ろしながらシールを貼って歩き出す。

気温はゲレンデボトムでマイナス4℃。風は弱いけれど必ず荒れるのがわかっている以上、無理は出来ない。いつでも引き返す積もりで登っていく。

10:47 1350m 以前登ったときよりも明らかに積雪が多く条件が悪い。200mも登らないうちにアイゼンが必要になった。

温泉でまったりどころか、完全に冬山登山になってしまった。

12:17 1623m 男岳山頂。ガスが上がってきて田沢湖は見えなくなりつつある。雪も舞い始めた。

ここまで来れば引き返すより先に進んだ方がいいと判断。右の雪庇に注意して稜線を男女岳へと向かう。

男女岳登場。阿弥陀池小屋まで見えていた。100m下って鞍部に至り最後の登りにかかる。

13:03 1637m 男女岳に登頂。本当に行きたい反対側の斜面は真っ白けで何も見えずとても滑り込むことはできない。素直に北面台地経由で林道に下降するルートをとることにした。

また少しアイゼンで下ってからようやくスキーを履く。当然滑りが楽しいというコンディションではない。

片倉岳展望台付近から樹林帯に向けて下降中。シュカブラの間をGPSを見ながらルート取り。

樹林帯が近付くといよいよお楽しみタイム。


素晴らしいブナ林。ものすごく深い雪。いいところはほんのちょっとで、あっという間に終わってしまった。

14:17 1070m 林道。8合目小屋に登った人のトレースを使ってアルバこまくさに降りた。

14:40 675m アルバこまくさ前バス停。幸運にも5分後にやってきたバスに乗って2km離れた田沢湖スキー場に戻ることが出来た。

水沢温泉で汗を流してから盛岡に移動して焼肉・冷麺で締め。さあ帰ろうと高速に乗ると、爆弾低気圧の影響でなんと一関以南が通行止め!?一関から下道を三陸道まで移動して4時間半かけて仙台に帰ったのであった。
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