PIKANDA PART2
2008.6.21 鳥海山 百宅口

もう梅雨入りしたし・・・と思っていたけど,やっぱりじっとしては居られなかった.
もうこうなったら,靴も板も担ぎ上げる覚悟を決めて,またまた夜中に出発.
目指す百宅口,仙台からは一番近いけど,登山口へのアクセスは極めて悪い.
おまけに血に飢えたブヨが待っている.
でも贅沢も言ってられない.
大清水山荘駐車場からの鳥海.

①4:00 835m 砂利道を13.5kmも走ってようやく大清水山荘の駐車場に着いた.明るくなってきた.
大きめのザックに兼用靴を入れ,スキーをくくりつけて出発.さすがに重い.
T君はボードのソフトシューズでそのまま山道へ.
②4:48 1093m 五合目大倉で休憩.樹林帯が続いて木のトンネルが出来ている.スキーの先が引っかかって鬱陶しい.横に固定するのが正解か。

③6:35 1680m 唐獅子平避難小屋.ここで1時間ほど休憩.H8年改築の無人小屋はきれいに管理されている.おにぎりを一個ほおばる.

7:30 1680m 唐獅子平避難小屋を出発.要らない物をデポして兼用靴に履き替えて出発.
④7:40 1720m 雪渓に乗る.ここからシール登高.T君はずっと同じスタイル.

ボードのソフトシューズは滑って大変そう.アイゼンがあった方がよさそう.

T君,たまらず土の上へ逃げる.

⑤9:08 2203m 外輪稜線に到着.稜線下5mまでは雪が付いていた.

稜線上は風もほとんどなく,穏やかな夏山.東側は雲海.西に日本海と庄内浜.ザックの中でつぶれたおにぎり食べたりして,またまた1時間以上ものんびり.

外輪から大物忌神社.

10:14 2198m 少し休んで疲れも取れたし,お待ちかねの時間.外輪から滑降開始.
唐獅子小屋まで,斜度も雪面の状態も申し分なし.
外輪直下から滑り出し.T君と左上に小さく写りこむ飛行機.
スポーツ万能のT君,夏はサーフィンだって.楽しかったね~,またよろしく.



⑥10:33 1820m 避難小屋すぐ上に出る雪渓に乗り換え.藪がわずかに出ているがスキーで通過.
10:40 1680m 3mほど藪を漕いで避難小屋裏手に到着.

雪渓から流れ出る小川を渡り,そこで冷やしておいたビールで乾杯.暑いくらいの陽気で,思わず昼寝.
11:39 1680m 休みすぎて体がだるい.すこしめまいを感じつつ,唐獅子平避難小屋を出発.
⑦11:50 1720m 避難小屋からもう一度上に登って雪渓に出て,それを滑って下山開始.

夏道から離れないよう,雪渓の分かれ目では左よりのを選んで滑る.赤沢川に降りないように行く.屏風岩上で大分右手に流れたので,一旦30m登り返し.

⑧12:30 1535m そのあと,5m×2回の藪漕ぎで夏道横の雪渓に乗った.

13:05 1402m 木の枝なんかを越えてなんとか雪を繋いで滑っていくけど,とうとう雪渓が切れた.

横には別の雪渓が下に伸びているけど,これ以上滑ると夏道には戻れそうもない.
⑨13:27 1445m あきらめてスキーを担ぎ,40m登り返してまた藪を漕いで登山道へ.

靴を履き替え,それぞれスキーとボードををザックにくくりつけて下山開始.

14:10 1093m 五合目・大倉.こんなに登ったっけ?と思うほど長い下り.登りより辛い.
14:58 835m ようやく大清水山荘駐車場.
山頂から唐獅子小屋までの標高差500mを入れて,標高差700mは藪こぎ無しで滑走可能でした.
藪をこげば+100から200mです.
スキー背負って夏道の下りは苦痛だけど,滑ってきた雪の楽しさを思えばどうってコト無い。
百宅口の登山者はこの日,僕らを入れて5人だけ.梅雨入りした北東北だけど終日穏やかな晴天.
最後の最後,ってなんだか子供みたいだけど,さすがに今日でおしまいにしよう.
もうこうなったら,靴も板も担ぎ上げる覚悟を決めて,またまた夜中に出発.
目指す百宅口,仙台からは一番近いけど,登山口へのアクセスは極めて悪い.
おまけに血に飢えたブヨが待っている.
でも贅沢も言ってられない.
大清水山荘駐車場からの鳥海.

①4:00 835m 砂利道を13.5kmも走ってようやく大清水山荘の駐車場に着いた.明るくなってきた.
大きめのザックに兼用靴を入れ,スキーをくくりつけて出発.さすがに重い.
T君はボードのソフトシューズでそのまま山道へ.
②4:48 1093m 五合目大倉で休憩.樹林帯が続いて木のトンネルが出来ている.スキーの先が引っかかって鬱陶しい.横に固定するのが正解か。

③6:35 1680m 唐獅子平避難小屋.ここで1時間ほど休憩.H8年改築の無人小屋はきれいに管理されている.おにぎりを一個ほおばる.

7:30 1680m 唐獅子平避難小屋を出発.要らない物をデポして兼用靴に履き替えて出発.
④7:40 1720m 雪渓に乗る.ここからシール登高.T君はずっと同じスタイル.

ボードのソフトシューズは滑って大変そう.アイゼンがあった方がよさそう.

T君,たまらず土の上へ逃げる.

⑤9:08 2203m 外輪稜線に到着.稜線下5mまでは雪が付いていた.

稜線上は風もほとんどなく,穏やかな夏山.東側は雲海.西に日本海と庄内浜.ザックの中でつぶれたおにぎり食べたりして,またまた1時間以上ものんびり.

外輪から大物忌神社.

10:14 2198m 少し休んで疲れも取れたし,お待ちかねの時間.外輪から滑降開始.
唐獅子小屋まで,斜度も雪面の状態も申し分なし.
外輪直下から滑り出し.T君と左上に小さく写りこむ飛行機.
スポーツ万能のT君,夏はサーフィンだって.楽しかったね~,またよろしく.



⑥10:33 1820m 避難小屋すぐ上に出る雪渓に乗り換え.藪がわずかに出ているがスキーで通過.
10:40 1680m 3mほど藪を漕いで避難小屋裏手に到着.

雪渓から流れ出る小川を渡り,そこで冷やしておいたビールで乾杯.暑いくらいの陽気で,思わず昼寝.
11:39 1680m 休みすぎて体がだるい.すこしめまいを感じつつ,唐獅子平避難小屋を出発.
⑦11:50 1720m 避難小屋からもう一度上に登って雪渓に出て,それを滑って下山開始.

夏道から離れないよう,雪渓の分かれ目では左よりのを選んで滑る.赤沢川に降りないように行く.屏風岩上で大分右手に流れたので,一旦30m登り返し.

⑧12:30 1535m そのあと,5m×2回の藪漕ぎで夏道横の雪渓に乗った.

13:05 1402m 木の枝なんかを越えてなんとか雪を繋いで滑っていくけど,とうとう雪渓が切れた.

横には別の雪渓が下に伸びているけど,これ以上滑ると夏道には戻れそうもない.
⑨13:27 1445m あきらめてスキーを担ぎ,40m登り返してまた藪を漕いで登山道へ.

靴を履き替え,それぞれスキーとボードををザックにくくりつけて下山開始.

14:10 1093m 五合目・大倉.こんなに登ったっけ?と思うほど長い下り.登りより辛い.
14:58 835m ようやく大清水山荘駐車場.
山頂から唐獅子小屋までの標高差500mを入れて,標高差700mは藪こぎ無しで滑走可能でした.
藪をこげば+100から200mです.
スキー背負って夏道の下りは苦痛だけど,滑ってきた雪の楽しさを思えばどうってコト無い。
百宅口の登山者はこの日,僕らを入れて5人だけ.梅雨入りした北東北だけど終日穏やかな晴天.
最後の最後,ってなんだか子供みたいだけど,さすがに今日でおしまいにしよう.
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