fc2ブログ

PIKANDA

2013.7.29-8.2 黒部源流と圏谷めぐりの旅 (1)入山中止

sIMGP6694_201308041711164ae.jpg
月曜朝から折立に入るつもりで有峰林道入口まで来て、ゲート前でNikくんとザックの整理をしていると、ポツポツと雨が落ちてきてそのうち土砂降りになってしまいました。前線が停滞している上に低気圧の通過で明日午前中くらいまでは雨の予報。そういう訳で今日の入山はあっさりと中止です。

バケツをひっくり返したような雨の北陸道を2時間ほど走って曹洞宗の大本山、永平寺を拝観。丁度お昼時で、若い修行僧たちが右左に行き交い、僧堂と呼ばれる道場に入っていきました。便所と浴室と僧堂は私語厳禁の三黙道場と言うのだそうで、枡席のような区切られた場所で僧たちが座禅を始めました。例の叩き棒を持った僧も横に控えています。

僧堂は修行僧達が寝食をする生活の場でもあり、ここでの修行は一般人には考えられないほど厳しいと言われます。帰宅して早速「食う寝る坐る 永平寺修行記」という本を注文してしまいました。

今夜は黒部まで戻って黒薙温泉に投宿します。雨で濁流と化した黒部川支流沿いに、濁った川とは対照的に澄んだお湯を湛えた露天風呂がありました。明日の天気に一抹の不安を感じつつ、夕食後に黒部の地ビールをグビッとやるとあっと間に意識を失ってしまうのでした。


曹洞宗の大本山。
sIMGP6625_20130804131252d69.jpg
広大な伽藍のお堂はみんな廊下でつながっています。山の斜面にあるので長い階段を上って講堂に至ります。
sIMGP6626.jpg
講堂から雨の中門。
sIMGP6640_20130804131256c8f.jpg
山門とつながる廊下。
sIMGP6644.jpg
雨に煙る一乗谷の遺構をちょっとだけ覗いて引き返します。
sIMGP6658.jpg

急遽予約した黒薙温泉へは黒部峡谷鉄道で行きます。最終の15時40分に間に合うように土砂降りの北陸道を走り、宇奈月に着くと雨も上がりました。
sIMGP6662.jpg
sIMGP6670.jpg
sIMGP6686.jpg
sIMGP6698.jpg
sIMGP6703.jpg
崖道を15分ほど歩いて到着しました。平日ですが泊まり客は他に数グループあるようです。登山用のカッパなどが干してあって、欅平に下山した登山者も泊まっているようです。
sIMGP6710.jpg
濁流と化した黒部川支流の黒薙川の脇に作られた露天風呂。増水して目印の岩が見えなくなったら入浴禁止になるのだそうです。
sIMGP6714.jpg

(つづく)
関連記事
    12:05 | Comment : 0 | Top
Comment







(編集・削除用)


管理者にだけ表示を許可
管理人

PIKANDA

Author:PIKANDA

カテゴリ
時々つぶやくかも
月別アーカイブ
09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  05  04  03  02  01  11  10  09  08  06  05  04  03  01  12  11  10  09  08  07  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  11  09  08  07  06  05  04  01  12  10  08  06  05  04  03 
ご訪問ありがとうございます
全記事表示リンク
Calender
03 | 2023/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
最近の記事
リンク