PIKANDA SEASON 2
2014.4.8 リハビリの旅(5) ニトヌプリ & チセヌプリ
ニセコは晴れ。準備していると、男女二人組がやってきました。関西弁のガイドさんとお客さんみたいです。今日はチセヌプリに入るつもりとのこと。自分はイワオヌプリとニトヌプリのコルをめざし、東側からニトヌプリに登る予定です。それからチセヌプリとのコルまで滑ってから余裕があればチセにも登るというプランでした。

右がニト、左がチセ。

ニトの裾を右周りで歩き始めます。谷の左岸を行きますが、結構深い谷でほとんど渡渉点は無さそうです。やや急な右手尾根に上がることにしました。


朝のうち日の当たらない斜面は結構かたくて、クトーは必須でした。このあたりで、またピッケルを忘れてきたことに気付きましたが、多分使わないでしょうから進みます。

正月に敗退したイワオヌプリ。今日は反対側から登って来ました。

イワオとニトのコルからニトを見上げますが、見えているのは偽ピークです。雪崩たら嫌なので右側ギリギリを登ります。

偽ピークてっぺんから振り返るとイワオヌプリの右にアンヌプリが見えるようになりました。

進行方向はニトの北峰(右)、南峰(左)です。チセは見えません。右に行きます。

北峰の手前に山頂標があります。

さて、ここからチセとのコルにダウンヒルです。ブーツのモードを滑降に・・・と思ったら何故か右足がカチッと固定しません・・・?なんと、カント調整のネジが無くなってプラプラしています。登りでは全く気付きませんでした。昨日の前方宙返りで飛んでしまったみたいです。緩んでいたのかな。

おそるおそる滑ってみましたが、うまく出っ張りと穴がはまってくれて支えは十分です。(ただしプラが割れるとおだぶつ)。それにしても、すばらしい谷でした。上部はすでにザラメ、下部は残念ながら昨日の降雪が重雪になってうっすらと残っていましたが申し分ありません。

コルまで降りてチセを見ていたら、朝の二人が登って行くのが見えました。その他にも2グループ滑ってくるのが見えます。

靴が壊れているにも関わらず、登り始めてしまいました。まあ、ここでトラブってもナントカなりそうです。

上部ではアイゼンに履き替えましたが、数年前にNik君と目指して敗退したチセに初登頂です!やったー。

北には日本海と積丹半島の山々。

振り返って東にはアンヌプリの奥に羊蹄山が見えてきました。

西方面、手前のシャクナゲ岳にもシュプールが多数ついています。

先ほど滑ったニトヌプリの西斜面です。

単独の外人女性が何だか騒ぎながら登って来ました。それには構わず登ってきた東面を滑り始めます。急斜面ですが上から中ほどまでフィルムクラストでベストコンディションでした。下はやや重雪です。

なんとか復活できそうな気がしてきました。ニトヌプリとチセヌプリに感謝です。

チセの南面は雪庇が発達する急斜面です。しかし、全然ものともせずに滑ったシュプールが数本・・・。皆さんすごいものです。

部品が飛んで無くなっていた右足外側のカント調整部。内側1点だけで支えていることになるので、そこでプラが割れたら歩くことさえ困難になるでしょう。さすがに明日はやめて帰ろうと思います。


右がニト、左がチセ。

ニトの裾を右周りで歩き始めます。谷の左岸を行きますが、結構深い谷でほとんど渡渉点は無さそうです。やや急な右手尾根に上がることにしました。


朝のうち日の当たらない斜面は結構かたくて、クトーは必須でした。このあたりで、またピッケルを忘れてきたことに気付きましたが、多分使わないでしょうから進みます。

正月に敗退したイワオヌプリ。今日は反対側から登って来ました。

イワオとニトのコルからニトを見上げますが、見えているのは偽ピークです。雪崩たら嫌なので右側ギリギリを登ります。

偽ピークてっぺんから振り返るとイワオヌプリの右にアンヌプリが見えるようになりました。

進行方向はニトの北峰(右)、南峰(左)です。チセは見えません。右に行きます。

北峰の手前に山頂標があります。

さて、ここからチセとのコルにダウンヒルです。ブーツのモードを滑降に・・・と思ったら何故か右足がカチッと固定しません・・・?なんと、カント調整のネジが無くなってプラプラしています。登りでは全く気付きませんでした。昨日の前方宙返りで飛んでしまったみたいです。緩んでいたのかな。

おそるおそる滑ってみましたが、うまく出っ張りと穴がはまってくれて支えは十分です。(ただしプラが割れるとおだぶつ)。それにしても、すばらしい谷でした。上部はすでにザラメ、下部は残念ながら昨日の降雪が重雪になってうっすらと残っていましたが申し分ありません。

コルまで降りてチセを見ていたら、朝の二人が登って行くのが見えました。その他にも2グループ滑ってくるのが見えます。

靴が壊れているにも関わらず、登り始めてしまいました。まあ、ここでトラブってもナントカなりそうです。

上部ではアイゼンに履き替えましたが、数年前にNik君と目指して敗退したチセに初登頂です!やったー。

北には日本海と積丹半島の山々。

振り返って東にはアンヌプリの奥に羊蹄山が見えてきました。

西方面、手前のシャクナゲ岳にもシュプールが多数ついています。

先ほど滑ったニトヌプリの西斜面です。

単独の外人女性が何だか騒ぎながら登って来ました。それには構わず登ってきた東面を滑り始めます。急斜面ですが上から中ほどまでフィルムクラストでベストコンディションでした。下はやや重雪です。

なんとか復活できそうな気がしてきました。ニトヌプリとチセヌプリに感謝です。

チセの南面は雪庇が発達する急斜面です。しかし、全然ものともせずに滑ったシュプールが数本・・・。皆さんすごいものです。

部品が飛んで無くなっていた右足外側のカント調整部。内側1点だけで支えていることになるので、そこでプラが割れたら歩くことさえ困難になるでしょう。さすがに明日はやめて帰ろうと思います。

- 関連記事
-
- 2017.2.13 ワイスホルン (2017/02/19)
- 2017.2.11-12 ニセコアンヌプリ (2017/02/19)
- 2015.1.1 アンヌプリ 五色温泉~西斜面2本 (2015/01/01)
- 2014.4.8 リハビリの旅(5) ニトヌプリ & チセヌプリ (2014/04/10)
- 2014.1.4 樽前山 (2014/01/05)
- 2014.1.2 イワオヌプリ 1020mまで (2014/01/02)
- 2013.2.9 この冬の北海道徘徊記(10) ニセコアンヌプリ1220mまで (2013/02/09)
- 2011.2.27 チセヌプリ (駐車帯609m~993m地点) (2011/02/27)
- 2010.3.22 積丹岳 (除雪終点160m~1039m地点) (2010/03/23)
- 2010.3.20 アンヌプリ (五色温泉~1245m地点) (2010/03/20)
Comment