PIKANDA SEASON 2
2014.12.20 荷葉岳 1190ピーク

今週も秋田駒周辺です。田沢湖スキー場から先達川の向こうに見える山が気になっていました。荷葉岳という1200m程度の山ですが、地形図を見ると程良い傾斜の斜面があるように見えます。山頂はちょっと奥なので、手前の1190ピークを目指すことにしました。
取り付きは鶴の湯別館前の林道からですが、先達川のダムと支流のダムと川に阻まれて、どこをどう歩いていけばいいのかよくわかりません。
渡渉点を見つけてようやく斜面に取り付きますが、樹木の濃い急な谷、さらに薮混じりの細尾根、だだっ広くスキーにはならない平坦な上部、をこなしてようやくスキー向きの斜面になります。しかしピーク手前から再び樹木が濃くなり、ピークとおぼしき場所は林の中で、展望もありませんでした。
やはり谷に入らないといい滑りは出来ません。雪は安定していて雪崩の心配も無さそうでしたが、もとのルートに戻るためのトラバースでかなり消耗。ずっと1人でラッセルしてきているので大分疲れています。ほとんど冬至ということで時間をかけすぎると山中で1泊しなければいけないことになりそうです。そういうわけで、下りてくる目途がつくまで気が気ではありませんでした。
先達川を堰き止めている小ダム。

支流のもうひとつの小ダムの下流。どこをどう歩いてどこで渡渉すればいいのかさっぱりわかりません。

どうやらここが良さそうです。

金○マークを追いかけながら、谷の左岸から上っていきます。

秋田駒の男女と男が並んでいます。

要所に新しいピンクリボンが見られ、だれか入っているようです。傾斜はいいのですが、樹木がうるさいです。

平坦地をしばらくいくと、荷葉岳が見えてきました。

1190ピーク付近は平坦な林で、展望はありません。

ではいってみましょう。

雪はまずまずですが、気温が上がっているのでもうパウダーとは言えません。

いい斜面を求めるとどうしても谷に行ってしまいます。爆弾低気圧の通過後、まる2日たっているので大分雪は落ち着いています。

このへんは樹木がうるさすぎて滑りになりません。

あとは時間と戦いながら谷の下部でトラバースして平坦地に戻り、さらに樹木のうるさい細尾根と谷を滑って14時過ぎにダムに到着。

確かに上部にはいい雪と斜面がありましたが、アプローチに難ありです。下までもっと快適に滑ってこられるルートがあればいいのですが・・・。
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