PIKANDA SEASON 2
2006.5.3 鳥海山 祓川~七高山

4:30 まだ陽の昇らない祓川駐車場から明けの明星.やたらと寒いけれど駐車場でテントを張っている人もいる.標高1174m.

連休から営業する有人小屋の祓川ヒュッテと鳥海山の七高山山頂、2209m.七高山山頂は見た目より遠い.地図上で計測すると直線で3700m.

登りはじめは一番最初.誰も居ない斜面をペタペタ登る.日の出前で気温が低く雪面はクラスト.

七ツ釜避難小屋下の斜面を喘ぎながら登る.5:50 七ツ釜避難小屋 1575m.

秋田から来たという単独ツボ足の登山者にここでトップを譲る.早い早い。あっという間に登って行って右尾根上に見えなくなった.
6:55 氷の薬師.山頂が近くなってきた.

雪面はますます硬く,斜度もついてきてクトーを付けないと登れなくなった.

時間が早くて雪面が硬すぎてここでスキーをあきらめてアイゼンをつける.
8:30になんとか七高山山頂に到着.標高 2229m.山頂から見る外輪は岩と氷の世界.写真ではわからないけど遠く雲海上に月山.

谷を隔てた新山山頂からもシュプールが付いている.時間があれば向こうに行くことも出来るけれど、今日はここまで.

8:50 山頂からガリガリの雪面へ飛び出す.急すぎず,緩すぎず,適度な斜度の大斜面を一気に行くのが気持ちいい.

七ツ釜避難小屋横の斜面が終わるとあとはダラダラ.登ってきたときと違ってザラメ雪になっていた.

10:00 祓川駐車場.この時間から出発しても山頂まで行って来るには充分.少し遅いほうがかえって雪が柔らかくていいかも知れないけれど、この時間では駐車場が満杯.

祓川ルートは一本道で斜度,距離ともに登りやすい.ただし,だだっ広いので,ガスが出ているときはルートの間違いに注意が必要.七ツ釜から祓川ルートと猿倉ルートを分ける沢には途中いくつか滝があり,2002年にはルートを間違えたスノーボーダーが転落死しているとか。
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