PIKANDA SEASON 2
2009.3.29 姥ヶ岳 山スキー (志津~姥沢~1478m地点 往復)
↓青=登り。赤=下り。地図だけクリックで拡大。

なかなかスカッと晴れないけれど、今日は月山方面に偵察に出る。
相変わらずの弱い冬型。道中、山形盆地は雪化粧していた。
(1)8:07 738m
志津のゲート出発。先行する庄内ナンバーのボードの2人。

(2)8:29 816m
尾根に上がる。スノーシューを履くために立ち止まったボーダー2人に挨拶して先行。同じ姥を目指しているとのこと。
ネイチャーセンター手前では別の単独のボーダーに道を譲る。この人は湯殿山を目指しているらしい。
しばらくトレースを追ってから適当なところで右手尾根に取り付く。

(3)9:12 953m
深い雪のなか、急斜面をこなしてくと、雪庇の出来ているやせた尾根の下部に出る。ここでは尾根にのらずに、西側にトラバースしていくのが正解。けれど、このときは間違えて尾根筋をそのまま登ってしまう。雪庇に注意して無理やり通過し、小さなピークに達する。これは地図上の1013mの小ピークで、せっかく登ったのにこの先一度3-40mほど下らないといけないことがわかった。なんだか完全に間違ったルート。
まあ雪山で正しいルートなんてないんだけど、悪いことにボーダー2人が自分のトレースを辿ってきているようだ。ごめんねー、がんばってねー、と心の中でつぶやいて先を急ぐ。

(4)いったんシールを剥いで、わずかな下りを楽しむ。なんじゃこりゃ、むちゃくちゃ深い雪だ。

(5)再度シールを装着して、ぶな林の急な登りを行く。これを登りきれば姥沢だろう。雪が深くてジグをきるのも大変だけれど、とりあえずがんばろうか。

(6)11:10 1275m
3時間以上かかって姥沢上部の尾根に到達。ここからは先行するツアーのトレースを使わせていただく。

(7)姥が岳山頂は雲が掛かっている。まあ、今日の天気図ではいたしかたないか。

(8)この人たちのトレースを使わせていただきました。山頂までは行かず、姥が岳の斜面中腹から滑っていた。

(9)11:57 1478m
雪の状態は、あまり良くない。ところどころアイスバーンもある。深いところでは1m以上の新雪が積もっている。ただし、パウダーではない。少し湿った春の雪。重い。
一瞬、山頂方面が確認できたけれど、ストックが何の抵抗もなく、グリップまで刺さっていくような大量の湿雪の斜面をこれ以上登る気にもならない。この辺で切り上げようか。

(10)滑り始める。またまた、何じゃこりゃー。
斜面途中で後続のボーダー2人組が登っていくのが見える。スキーより圧倒的に不利な機動力でほんとにご苦労様。帰りも大変だよ、きっと。

(11)少しガスが取れて、下が見える。

(12)姥が岳の大斜面を滑り降りる。見た目とは裏腹に、滑りは難しい。
ガイドさんも後続も転倒者続出の様子。

(13)緩斜面では湿雪でラッセル車になって止まってしまう。

(14)12:20 1200m 姥沢手前。
右手は月山リフト。まだ除雪を始めてない。週明けからかな?
シュプールというか、重い雪のなかで無理やり曲がった滑走跡。

(15)12:32 1023m
帰りは正規の?ルートを辿る。急なぶな林はともかく、緩斜面では登りトレースを通路に使ってくだらないと、下りラッセルになってしまう。この時間から登っているツアーとすれ違う。

(16)13:00 733m
ぶな林の高速道路を使って、1時間で志津に帰着した。

ここ数日の冬型でいったいどれほどの降雪があったのだろう。
3月終わりとは思えない深い雪で登りは4時間かけても標高差750mしか稼げなかった。
登りルートのミスもあり、また大量の湿雪で思ったほど順調ではないツアーだった。
ただ、そこにいるだけで気持ちが落ち着くような素晴らしいブナ林のなかで、月山という山域の雪のすごさをあらためて感じた1日だった。
相変わらずの弱い冬型。道中、山形盆地は雪化粧していた。
(1)8:07 738m
志津のゲート出発。先行する庄内ナンバーのボードの2人。

(2)8:29 816m
尾根に上がる。スノーシューを履くために立ち止まったボーダー2人に挨拶して先行。同じ姥を目指しているとのこと。
ネイチャーセンター手前では別の単独のボーダーに道を譲る。この人は湯殿山を目指しているらしい。
しばらくトレースを追ってから適当なところで右手尾根に取り付く。

(3)9:12 953m
深い雪のなか、急斜面をこなしてくと、雪庇の出来ているやせた尾根の下部に出る。ここでは尾根にのらずに、西側にトラバースしていくのが正解。けれど、このときは間違えて尾根筋をそのまま登ってしまう。雪庇に注意して無理やり通過し、小さなピークに達する。これは地図上の1013mの小ピークで、せっかく登ったのにこの先一度3-40mほど下らないといけないことがわかった。なんだか完全に間違ったルート。
まあ雪山で正しいルートなんてないんだけど、悪いことにボーダー2人が自分のトレースを辿ってきているようだ。ごめんねー、がんばってねー、と心の中でつぶやいて先を急ぐ。

(4)いったんシールを剥いで、わずかな下りを楽しむ。なんじゃこりゃ、むちゃくちゃ深い雪だ。

(5)再度シールを装着して、ぶな林の急な登りを行く。これを登りきれば姥沢だろう。雪が深くてジグをきるのも大変だけれど、とりあえずがんばろうか。

(6)11:10 1275m
3時間以上かかって姥沢上部の尾根に到達。ここからは先行するツアーのトレースを使わせていただく。

(7)姥が岳山頂は雲が掛かっている。まあ、今日の天気図ではいたしかたないか。

(8)この人たちのトレースを使わせていただきました。山頂までは行かず、姥が岳の斜面中腹から滑っていた。

(9)11:57 1478m
雪の状態は、あまり良くない。ところどころアイスバーンもある。深いところでは1m以上の新雪が積もっている。ただし、パウダーではない。少し湿った春の雪。重い。
一瞬、山頂方面が確認できたけれど、ストックが何の抵抗もなく、グリップまで刺さっていくような大量の湿雪の斜面をこれ以上登る気にもならない。この辺で切り上げようか。

(10)滑り始める。またまた、何じゃこりゃー。
斜面途中で後続のボーダー2人組が登っていくのが見える。スキーより圧倒的に不利な機動力でほんとにご苦労様。帰りも大変だよ、きっと。

(11)少しガスが取れて、下が見える。

(12)姥が岳の大斜面を滑り降りる。見た目とは裏腹に、滑りは難しい。
ガイドさんも後続も転倒者続出の様子。

(13)緩斜面では湿雪でラッセル車になって止まってしまう。

(14)12:20 1200m 姥沢手前。
右手は月山リフト。まだ除雪を始めてない。週明けからかな?
シュプールというか、重い雪のなかで無理やり曲がった滑走跡。

(15)12:32 1023m
帰りは正規の?ルートを辿る。急なぶな林はともかく、緩斜面では登りトレースを通路に使ってくだらないと、下りラッセルになってしまう。この時間から登っているツアーとすれ違う。

(16)13:00 733m
ぶな林の高速道路を使って、1時間で志津に帰着した。

ここ数日の冬型でいったいどれほどの降雪があったのだろう。
3月終わりとは思えない深い雪で登りは4時間かけても標高差750mしか稼げなかった。
登りルートのミスもあり、また大量の湿雪で思ったほど順調ではないツアーだった。
ただ、そこにいるだけで気持ちが落ち着くような素晴らしいブナ林のなかで、月山という山域の雪のすごさをあらためて感じた1日だった。
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