FC2ブログ

PIKANDA

2009.10.17 北岳(2) 肩の小屋

s-コピー (2) ~ dc1018270
また少し風が出てきて,あられがパラパラと降ってくるので長居は出来ない。それじゃあ降りますかと,のろのろと肩の小屋へ下りはじめた.
s-dc1018235.jpg

しばらく歩いていくと単独行の人とすれ違う.これが今日すれ違った最後の人だった.山頂を越えて北岳山荘へ行くとのことで、確かにこの時間ならそれしかなさそうであった.

s-dc1018245.jpg
午後2時,ガスの中に突然小屋の屋根が見えた.北側の入り口に回り込んでまずはテント場を確認.稜線の東側斜面にヒナ段のようになっていて,濃いガスのなか霞んで見える.幕営者は誰もいない.
s-dc1018254.jpg


これくらいの風なら大丈夫かなと思いながら戸を開けて小屋の中に入ると、右手にはすぐに受付があり奥にはストーブの焚かれた広間の様なところが見えた。何人かが座って話をしていたので、その中の誰にともなく受付をお願いすると,手前に座っていた人が小屋のご主人だったようで,すぐに立ち上がって来てくれた。

ひとしきり天気のことや泊まり客の数など教えてもらいながら、手続きする。最悪の天候になってどうにもならなくなったら小屋に逃げ込むから、とお願いしておいた。

s-dc1018258.jpg
テントを張るそばから雪が強くなってくる.早々にシュラフを拡げて荷物を全部取り出した.ありったけの着るものを着込んで保温に入る.幸いにも気温はマイナス3℃程度までしか下がらず,テントに入っていればそれ程寒さは感じない.

お湯を沸かして遅い昼食を取り,ワインを一杯飲んでホッと一息.風が強くなり雪も激しくなってきて,テントにパラパラと当たる.タイミングが絶妙であった。ちょっと遅かったらまずかったな,なんて思う.

あの若者達もさっきの単独行の人も,無事に山荘に着けただろうか,と気に掛かるほどの荒天になった.

日の暮れる前にトイレに行っておこうと,風が弱まった頃合いを見計らって一度テントを出ると、すでに5cmほど雪が積もっていた.
s-コピー (2) ~ dc1018270
s-dc1018273.jpg

オヤジさんが言ってたけど,明日は本当に晴れるのかな?午後6時,あたりが暗くなってきた.シュラフに入って何もすることがなく,徹夜で登ってきて疲れが出たのか,あっという間に眠りに陥ちていったのでした.


(つづく)
関連記事
    22:40 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
Comment







(編集・削除用)


管理者にだけ表示を許可
Trackback
http://pikanda.blog74.fc2.com/tb.php/704-11866c40
管理人

PIKANDA

Author:PIKANDA

カテゴリ
時々つぶやくかも
月別アーカイブ
09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  05  04  03  02  01  11  10  09  08  06  05  04  03  01  12  11  10  09  08  07  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  11  09  08  07  06  05  04  01  12  10  08  06  05  04  03 
ご訪問ありがとうございます
全記事表示リンク
Calender
03 | 2020/04 | 05
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
最近の記事
リンク