PIKANDA SEASON 2
2010.2.11 蔵王 (地蔵山頂~熊野岳 往復)

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天気が今ひとつという予報のなか,Mさんと蔵王詣でとすることにした.
熊野岳を外さないルートとしては,車2台を使っての宮城蔵王から山形蔵王への横断なんかも面白そうなのだけれど,どう見ても悪い予想天気図をして熊野岳山頂を確実に踏むことを優先させると,地蔵岳からの往復というところに落ち着いたのは自然な流れであった.
1) 9:10 1680m フニテルで地蔵山頂駅に登る.気温マイナス8℃で強風.視界は約20m.スノーシューのガイドツアー20人ほどと一緒になったけれど,彼らは樹氷原を降りていったようで途中一度も出会うことはなかった.

2) 9:27 1683m お地蔵さんに道中の無事をお祈りしてから樹氷の間を登り始める.数日前の暖気で緩んだ雪の上に新雪が20cmほど.風の通る上部斜面からはクラストとシュカブラの世界.

9:40 1733m フニテルの駅からわずか13分で蔵王のピーク群の一つ,地蔵山頂に到達.視界は全く利かない.
ここから熊野岳へは南東尾根を行くのだけれど,降り始めたところでお互いのGPSを確認すると90度以上離れた南西尾根を降りていた.軌道修正して正規ルートに乗ると,こちらには10~20m置きくらいに誘導杭が立っていて助けられる.
3) 9:55 1730m 視界不良.顔の右ばかりに冷たい西風が当たって痛い.

4) 10:05 1736m 熊野岳への登りにかかると次第にガスが取れてきて日も差してきた.

5) 10:20 1830m 山頂の台地に乗ると,どうやら雲の上に出てしまったことに気付く.

6) 10:25 1841m 熊野岳山頂.鳥居も小屋も全て雪に埋もれて氷付いている.

7)東の避難小屋への尾根を辿ってお釜の縁付近まで行ってみるけれど,ガスで釜の中は見えそうになくそのまま熊野岳山頂に引き返した.

8) 11:10 1841m 山頂の吹きだまりの中で風を避けながら暖かいものを飲んで一息ついてから下山開始.シュカブラ地獄をシールを外さずに滑っていく.

9) ガスが下がって地蔵山まですっかり見えるようになっていた.

10) 11:14 1763m 振り返るとシュカブラ地帯.

11)東の谷筋を見下ろす.風の通り道になっていて複雑な造形美。

12)11:26 1702m 最低鞍部からすっかり見通しが良くなった熊野岳を振り返る.

13)11:54 1732m 地蔵山頂に戻り、下にフニテルの駅を見ながらシールを剥がす.

14)自分としては今日のツアーの最大の興味は,地蔵山頂から西に広がる樹氷原を滑ることができるのかどうかということだった.
では行ってみましょ~.

だ,だめです.雪が深くツリーウェルのギャップも大きすぎて,そのうえ樹間も狭くとてもスキーになりません.
仕方なくフニテル駅に向けて軌道修正.
15)12:13 1664m ホウホウの体で到着です.Mさんありがとうございました.
あとは普通にザンゲ坂を帰る.振り返る地蔵山.左側斜面は無木立で気持ちよさげではあるけれど,雪崩の危険あり.前から滑ってみたかった樹氷原はちょっと滑りを楽しむところではないことが確認されたのだった.

その後,先日の合宿でロッジに忘れた3段ポールを回収してから上湯に浸かり,一連の予定は無事終了となった.
この晴天は午前中だけのものだったようで昼過ぎから天候はまた悪化。仙台に帰ると降雪になった.
熊野岳を外さないルートとしては,車2台を使っての宮城蔵王から山形蔵王への横断なんかも面白そうなのだけれど,どう見ても悪い予想天気図をして熊野岳山頂を確実に踏むことを優先させると,地蔵岳からの往復というところに落ち着いたのは自然な流れであった.
1) 9:10 1680m フニテルで地蔵山頂駅に登る.気温マイナス8℃で強風.視界は約20m.スノーシューのガイドツアー20人ほどと一緒になったけれど,彼らは樹氷原を降りていったようで途中一度も出会うことはなかった.

2) 9:27 1683m お地蔵さんに道中の無事をお祈りしてから樹氷の間を登り始める.数日前の暖気で緩んだ雪の上に新雪が20cmほど.風の通る上部斜面からはクラストとシュカブラの世界.

9:40 1733m フニテルの駅からわずか13分で蔵王のピーク群の一つ,地蔵山頂に到達.視界は全く利かない.
ここから熊野岳へは南東尾根を行くのだけれど,降り始めたところでお互いのGPSを確認すると90度以上離れた南西尾根を降りていた.軌道修正して正規ルートに乗ると,こちらには10~20m置きくらいに誘導杭が立っていて助けられる.
3) 9:55 1730m 視界不良.顔の右ばかりに冷たい西風が当たって痛い.

4) 10:05 1736m 熊野岳への登りにかかると次第にガスが取れてきて日も差してきた.

5) 10:20 1830m 山頂の台地に乗ると,どうやら雲の上に出てしまったことに気付く.

6) 10:25 1841m 熊野岳山頂.鳥居も小屋も全て雪に埋もれて氷付いている.

7)東の避難小屋への尾根を辿ってお釜の縁付近まで行ってみるけれど,ガスで釜の中は見えそうになくそのまま熊野岳山頂に引き返した.

8) 11:10 1841m 山頂の吹きだまりの中で風を避けながら暖かいものを飲んで一息ついてから下山開始.シュカブラ地獄をシールを外さずに滑っていく.

9) ガスが下がって地蔵山まですっかり見えるようになっていた.

10) 11:14 1763m 振り返るとシュカブラ地帯.

11)東の谷筋を見下ろす.風の通り道になっていて複雑な造形美。

12)11:26 1702m 最低鞍部からすっかり見通しが良くなった熊野岳を振り返る.

13)11:54 1732m 地蔵山頂に戻り、下にフニテルの駅を見ながらシールを剥がす.

14)自分としては今日のツアーの最大の興味は,地蔵山頂から西に広がる樹氷原を滑ることができるのかどうかということだった.
では行ってみましょ~.

だ,だめです.雪が深くツリーウェルのギャップも大きすぎて,そのうえ樹間も狭くとてもスキーになりません.
仕方なくフニテル駅に向けて軌道修正.
15)12:13 1664m ホウホウの体で到着です.Mさんありがとうございました.
あとは普通にザンゲ坂を帰る.振り返る地蔵山.左側斜面は無木立で気持ちよさげではあるけれど,雪崩の危険あり.前から滑ってみたかった樹氷原はちょっと滑りを楽しむところではないことが確認されたのだった.

その後,先日の合宿でロッジに忘れた3段ポールを回収してから上湯に浸かり,一連の予定は無事終了となった.
この晴天は午前中だけのものだったようで昼過ぎから天候はまた悪化。仙台に帰ると降雪になった.
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