PIKANDA PART2
2010.3.7 曇天の鳥海山展望台 稲倉岳1554m


A. 7:30 317m 横向集落奥の林道終点。ここまでのアプローチはかなりわかりにくい。気温マイナス2℃。テント泊の人がいた。雪はクラスト気味だけど少しザラついていて歩きやすい。

B. 8:00 423m 奈曽川の側流を1本渡って七曲りに取り付く。早い時間で斜面が凍っており、その下は暖気の影響でザラメと空洞で雪崩やすくなっている。ここを登るのに1時間掛かったのは予定外だった。

C. 9:30 614m ほとんど夏道と同じルートで進み、沢を1本を渡ってその沢沿いに進み鳥居を越える。最初から656ピークの尾根に取り付いてもいい感じだったが、なんとなく犬の足跡について行く。

D.9:40 662m 適当なところで左手尾根に取り付き、少し急なブナ林を登る。まだ斜面はクラストしていて、クトーを付けていて正解だった。

E. 10:27 958m 林はまばらになってきた。稲倉岳は雲がかかって、山頂方面が見えたり見えなかったり。なんとか昼までには登頂しないと帰りが心配なので少し頑張って登る。

F. 偽々ピークを一つ越える。

G.ガスが取れて偽ピークの岩稜帯が見えてくる。山頂そのものは直前まで全くみえない。

H. 12:07 1554m 稲倉岳山頂。山頂に至ってようやく絶景にありつく。登頂しないと何も見せてくれないのが稲倉岳なんだね。蟻の戸渡りの向こうは象潟口の扇子森と御浜かな。

新山と七高山が並んで聳える。七五三掛と千蛇谷の下の北面大地は雲の湖に沈んでいた。

I. 12:20 時間も気になるので早々に下山開始。山頂直下の広大なバーンはクラスト気味だけれど、エッジはかかるので大きいターンでゆっくり降りていく。それにしても快適なバーンがずっと続いている。パウダーかザラメの頃に来てみたいけれど、アプローチはもっと大変なのだろう。

J. 登りの数グループとすれ違う。ここから山頂までは時間的に微妙な感じですね。

朝は苦労した七曲りは帰りはそれほど労せず。

13:16 317m 林道終点に到着。帰りは1時間弱で着いてしまった。

このところスキー場利用で楽をしていたおかげで、久しぶりの長い登りは結構足に来るものがあった。片道7km以上、標高差1200m以上の鳥海山展望台はなまった体には結構ハードだった。
![10030712[1]](https://blog-imgs-38-origin.fc2.com/p/i/k/pikanda/2010030723064465bs.png)
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