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PIKANDA

2010.6.13 飯豊・石転ビ沢 (飯豊山荘~北股岳 往復)

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A)雪渓末端。リスクを取ればここから歩けなくもないけれど、大きな亀裂がいくつも入りかなり危険。
B)滝沢の出合いあたりから雪渓に乗ったけれど、すぐ上部に崩壊しかかった場所が1カ所あり、まもなく通行出来なくなりそう。上りはここから雪渓左岸を歩き、帰りもここまで滑った。
C)登りではここからスキー歩行。来週もこの先は大丈夫そう。
シーズンの締めくくりに富士山デビューをと思っていたけれど、日曜の天気予報が今ひとつだったので飯豊に変更。
今年は下部の谷割れが早いと聞いていたのだけれど、5月の低温と降雪で結局例年より残雪が多いらしい。
そうは言っても6月半ば。梅花皮沢はどこから雪渓に乗れるものやら見当も付かない。修行の積もりでとりあえず行ってみることにしました。


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3:20 426m 飯豊山荘前の駐車場からヘッドランプを点けて出発。
3:52 452m 温身平。写真よりも明るい。熊鈴を着けてストック2本を叩いて音をだしながら進む。
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4:42 600m 早い時期ならこの辺から雪渓に乗れるけれど、もう雪は全くないので夏道を歩く。前回の反省を生かしてスキー靴はスキーに装着状態で担ぎ、登山靴で歩く。草がついているからあまり気にならないけれど、踏み外すと只では済まないような崖道を歩いている。
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↓A地点。雪渓末端が見えてきた。
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4:57 637m 夏道が雪渓に近くなるところで雪渓末端に出る。ドードーと水が雪の下から吹き出している。すぐ上部の雪渓には大きな亀裂がたくさん入っている。右岸にスキーのトレースがあったけれどさすがにここから乗る気はしないので、また夏道を行く。
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↓クリックで拡大。帰りも自分はパスしたけれど、結構たくさんの登山者がここを歩いていた。
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BとCの間。梶川出合を過ぎたあたり。登りは大きな石の脇の左岸を歩いて、帰りは右岸側を滑った。この崩壊地点はじきに通れなくなりそう。
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5:47 736m 正面に門内沢が見えるこのC地点でスキーを履く。ここから先は安全に歩けそう。スキーを履いている間に登山者に抜かれた。
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6:05 852m 石転ビの出合。右は門内沢。左にカーブして石転ビ沢に入る。
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↓石転ビ沢全景。ようやく北股岳が姿を現す。ここから稜線まで標高差1000m。あと3時間は掛かりそう。
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↓出合周辺の雪。スプーンカットはまだそれほど発達していない。帰りもザラメで、スキーコントロールは十分に出来た。
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↓何も考えずに登る。どういうわけか名物の落石はほとんど見られない。この時期にしてはとても綺麗な雪面。
でも一応前と左右の崖を見ていつでも逃げられる気構えで登る。
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7:04 1186m ホン石転ビの出合。この辺りから少し傾斜が強くなる。
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8:00 1500m 中ノ島から先は急斜面にかかるのでここで休みを入れる。腹ごしらえしてスキーを外しアイゼンを装着。
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9:14 1830m さらに登山者2人に抜かれつつもバテバテになって梅花皮小屋に到着。穏やかな稜線に雪はなく、ミヤマキンバイ、ハクサンイチゲ、ハクサンコザクラなどがたくさん咲いていた。
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↓稜線から大日岳方面。
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↓スキーをデポして北股岳を往復する途中から梅花皮小屋を見下ろす。
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10:07 2024m 北股岳山頂。下は山頂付近から見下ろす石転ビ沢の中下部。
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11:10 1856m スキーを履いて、梅花皮小屋を出発。縦溝は全く気にならないレベル。雪はザラメ。スラフが出るので下の登山者に落とさないように左岸寄りに移動して滑る。中ノ島横の黒滝の亀裂は大して大きくなかった。
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11:30 925m 石転ビの出合を過ぎたあたり。結構登りで足に来ていたので、とても一気に滑ることは出来ない。休み休み20分掛けて出合いまで下った。
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11:40 751m B地点上部の雪渓崩壊部位は右岸寄りを滑る。
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B地点でスキー終了。また長く辛い夏道が待っている。
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13:55 435m 飯豊山荘前着。登山口の標高が400mそこそこなので、とにかく暑くて苦しい下りだった。

今日はスキーヤーは自分一人で後はすべて登山者。昨日もいい天気でスキーヤーも何人か入っていた様子。
それにしても、6月中旬でこんなに綺麗な斜面が残っているというのはちょっと驚きでした。
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    21:01 | Trackback : 0 | Comment : 2 | Top
Comment
ども
行ってみたいと思いつつ、なんとなくお蔵入りになってる石転び沢。
メジャーな割に、状況のわかる写真入りのサイトが少ないなあ、と思っていたのでとてもさんこうになりました。ありがとうございます。

少し遅い時期になると、荷物が増えるの覚悟でアプローチシューズを使ったり、「危ない、怖い」と言いながら雪渓を辿る人が多い理由がわかった気がします。
なるほど  [URL] [Edit]
2010.06.14 Mon 23:46  |  PIKANDA #-
こんばんは。久しぶりの山だったので今日は筋肉痛に悩まされています。
ご存じかも知れませんが、5年くらい前の6月に石転ビ沢での雪渓崩壊事故で登山者が1人亡くなっています。ちょうどBとCの間の梶川出合のあたりだったようで、危ないなと思うところはホントに危ないんだなあと思っています。自分の体重+荷物を考えると、他の人は大丈夫でも自分は駄目だったり?すると思うので(笑)
Re: なるほど  [URL] [Edit]







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