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2010.8.6 古都回想(2) (左近の桜と右近の橘)

なかなか拝観する機会が無かった京都御所。
春と秋の一般公開期間以外は事前申し込みが必要とのことで、旅行前にあらかじめ宮内庁にネットで申し込んでおく。

8月6日、午前9時前。気温はすでに30℃を越えて上昇中。地下鉄の今出川出口から少し歩いて御所の敷地に入る。

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長い塀に数カ所の門があり、手前の宜秋門というところから中に入るのだか、皇宮警察の警官が数人立って両脇から睨んでいる。努めて明るく「おはようございます」と、自宅でプリントしてきた申し込み控えを手にしてチェックを受けて、中に入る。

駄目かなと思って聞いてみると、意外にも写真はいくら撮って構わないという。京都御所は国有財産だから当たり前と言えば当たり前かも知れないけれど。


クーラーの効いた参観者休み所に入ると、すでに50人程が案内を待っていた。

午前9時ちょうどにアナウンスが入り、炎天下の車寄せ前にダラダラと移動する。
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↓新お車寄せ前
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案内してくれる方は手前の5-60代の上品な男性。ハンドマイクを持っている。
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今日は数回の拝観グループに分けられていて、うち2回は英語での案内。

この9時からの拝観は日本語案内なので、9割方日本人観光客になる。
みんなカメラ片手に汗をダラダラと流しながら付いて歩く。

グループの最後に公安関係者らしい男性が一定の距離を置いて付いてきて、挙動のおかしな観光客がいないかどうかを見張っている。


一般公開の時期なら近くまで入れたであろう紫宸殿も、この参拝では庭越しに見るだけ。何度も火災に遭って現在の紫宸殿は1855年の造営と比較的新しい。

けれども、御所の敷地そのものは鎌倉時代末期の1331年から明治天皇が東幸する1869年までこの土御門里内裏にあるといい、500年以上の長い歴史があるこの場所に立つと、なんだか歴史の重さに頭がクラクラしてくる。

鎌倉、室町、安土桃山、そして江戸時代と長く続く武家政治の歴史にあっても日本人は天皇家を敬い、この場所を日本の中心だと思ってきた。

様々な古刹・名刹が建ち並ぶこの京都にあっても御所は特別なところなのだなあ、としばし感慨に耽ってしまった。


承明門越しに見る紫宸殿
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左近の桜
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右近の橘
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もう一つのハイライトは何といっても清涼殿。これも1855年の造営。御帳台と両脇に獅子と狛犬。
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約1時間、ペットボトルの水を飲みながら酷暑の中、御所を一回りする。
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参観者休み所に戻ると、次の英語案内に集まってきた外国人観光客が大勢椅子に座って待っていた。
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